• このエントリーをはてなブックマークに追加
NOが言えない人こそ試す価値あり。マイペースで生きられる、シンプルなテクニック
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

NOが言えない人こそ試す価値あり。マイペースで生きられる、シンプルなテクニック

2013-09-04 08:00
    朝起きて、仕事をして、一息ついて。忙しく過ぎていく毎日。

    日々の忙しさはどこから来ているのかを疑問に思っていたときに「減らす技術 The Power of LESS」という本を見つけました。著者のレオが提唱する「制限を設けて、本質に迫ることに集中する」ことを実践するのに最初はとまどったのですが、いざ実践してみると自由に使える時間が生まれ、気持ちが楽になりました。

    自分の時間をもっとうまく使うためにレオがすすめているのが「MIT」- Most Important Task( 最も重要なタスク)の優先化です。彼は、一日の中で必ず達成したいことを、最も重要なタスクと位置づけています。

    レオによる最も重要なタスクを達成させる方法は、以下の通り。

    重要なタスクを達成させる方法 朝一番に選ぶ。3つだけ選ぶ。最低ひとつは人生のゴールに関するものを選ぶ。毎日MITが最優先。ほかのことに手を出す前にとりかかる。シングルタスクを忘れずに、一度にひとつのMITに集中しよう。

    ※「減らす技術 The Power of LESS」P.101より引用


    上記の方法で、重要なタスクが早く終わったらしめたもの。自然と自由な時間が生まれます。レオはさらに、多くの時間をとられてしまうメールのやり取りについてもアドバイスをしています。それは「シンプルEメール」というテクニック。方法はこちらです。

    シンプルEメールテクニック

    ・一日のチェック回数を決める
    最小限のチェック回数に抑えよう。

    ・朝一番にEメールを見てはいけない
    朝一番に手を出すと、一日をメールに支配されることになる。

    ・メールアラートを切る
    アラートは切って、決めた時間にだけチェックしよう。

    ・習慣化する
    まずは、1、2週間、なにがなんでも決めたことを守ろう。

    ※「減らす技術 The Power of LESS」P118〜P120より引用

    一日の重要なタスクと優先順位を決めていくと、その日に仕上げたいことはなんとしてでも仕上げるようになります。そして、たとえ急な依頼や通達が来ていても、時間を割く順序をあらかじめ決めてあるので、「今日は対応できません」と落ち着いて伝えることができるようにも。NOを言いにくい人こそ、試してみる価値がありそうです。

    時代のスピード化は、思っているより私たちに負担をかけているもの。連絡手段が増えている為にビジネスでも、一方的になりがちなこともあります。その流れに呑まれず、自分の仕事のスタイルを作ることで、現代人がもっとストレスを減らしていけるかもしれません。


    減らす技術 The Power of LESS
    著者:レオ・バボータ
    出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
    価格:1,512円(税込)


    photo by Thinkstock/Getty Images

    (山縣美礼)

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2013/09/032557lessismore_simple.html
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。