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「豆腐じょーぐー」。
「じょーぐー」とは、「大好き」という意味です。沖縄の、あの固いどっしりした豆腐、島豆腐はわがやには欠かせない食材。とはいえ、豆腐は贅沢品。作る手間や使う大豆の量など考えると、この1丁にたくさんのエネルギーがかけられています。なのでいくら好きとはいえ、たまにでいいのです。
島豆腐は水切りが必要ありません。出したそばから、すぐに料理に使えます。まるごと塩糀や味噌に漬け込んで、漬け物にしたり。こうするとチーズっぽい風味になるので、お酒のあてやディップにぴったりです。
豆腐ディップはよく作る1品。漬け込んだ豆腐、ハーブやスパイス、オリーヴオイル、レモン汁などで伸ばします。漬け込んでいない豆腐だったら、アガベやメープル、サラダ菜種油、バニラビーンズなどで豆腐クリームを作ってもおいしい!
はたまた薄力粉を水で溶いて、ターメリック、クミンシード、にんにく、岩塩などで風味を加え、ここにひとくち大に切った豆腐をくぐらせ油でかりかりに揚げます。熱々がおいしい豆腐のスパイス揚げ。いり豆腐も歯ごたえしっかりでおいしいですし、豆腐ステーキもボリュームがあってメインに最高です。
たまに、本土のつるりんとした絹ごしが食べたくなるけれど、やぱり沖縄では島豆腐がしっくりきます。
(根本きこ)
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