こんにちは。マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。

恋人が欲しいけれど、そもそも出逢いもないし、焦るほど恋活もうまくいかない......。そんなふうに、恋人探しがうまくいかないときは、気づかないうちに、恋愛から遠ざかるパターンを繰り返してしまっているかもしれません。

今回は、「焦り」をテーマに、恋愛を遠ざけてしまう心理的な3つの見落とし(罠)についてお伝えしていきたいと思います。

(1)依存的になっている

焦っているときは、「誰でもいいから早く彼氏が欲しい! 」というように、相手を見つけることに意識が向きがちです。

こうした状態は、男性から見れば、自分の本質に興味を持ってくれているのではなく、「依存できるかどうか、品定めしている女性」というように捉えられてしまうんですね。

男性は普段、女性よりも感受性が鈍く、鈍感です。けれども、「自分に依存してくるかどうか」を見極める目は、とてもしっかりと持っています。

(2)男性にとっての心地よさが足りない

恋愛で特に大切なことが、「安心や心地よさを感じ合う関係」です。焦っているときは、自分の思惑や欲求を貫いてしまうため、相手との間に心地良い関係を作れていないことが多いんですね。

矢継ぎ早に質問をしたり、「付き合うの? 付き合わないの?! 」と詰め寄ってしまうのではなく、ゆっくりと関係を育てられる余裕が、男性にとっても「この人と一緒にいたいな」と思えるような心地よさになっていきます。

(3)自分に合う男性と出会えていない

焦りがあるということは、周囲との比較や年齢的な問題の影響が大きいかもしれません。けれども、恋愛や結婚は、決して条件ではなく、「その本人が好きかどうか?」「一緒にいて共感できるかどうか」などの内面に関わるものです。

自分を外側の条件でマイナス査定したり、「どうせ私なんてこの程度」だと判断してしまえば、「自分が恋愛でどんな喜びを分かち合えるのか」「人生で一緒に何を築いていくのか」という本質的な問題を見逃します。

条件にこだわってしまうことで必然的に男性を見る目も鈍ってしまいますので、そもそも最初から「あなたが本当にぴったり合う男性」を逃してしまっている可能性がとても大きいのです。

「焦り」を遠ざけ、彼氏をつくる方法

これらの状態を改善するためには、次の3つを意識してみてください。

・相手に依存するのではなく、自分自身も愛を与えられる女性になる・与えられる要素を増やすために自分を磨く

 

・結果を焦るのではなく、一緒にいることやプロセスを楽しんだり、喜びを感じる時間を増やしていく

・条件や外側へのこだわりではなく、価値観を共有する・人生を協力し合うなど、内面的な関わりを重視して相手を選ぶ

恋愛とは、最終的には人と人との関わりです。

そして、あなたの在り方が変わることによって、引き合う男性も、築いていく関係性も変わっていきます。そのための改善は、決して難しいことではありません。

悩みを深めるだけではなく、あなたの問題点をより明確にしながら、在り方を適切に変えて、幸せな恋愛を引き寄せられるあなたになってくださいね。

photo by Thinkstock/Getty Images

(斎藤芳乃)

 

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