ポップアートのアイコン、アンディ・ウォーホルの国内最大級の回顧展が森美術館で開催されています。
奇抜なファッションや行動で、アートだけでなくロックや映画界をはじめ、その時代全般に強烈なインパクトを与えたウォーホル。彼のアートは彼の死後も世界中の人びとから愛されています。彼自身も永遠のポップアイコンと言える存在です。
ズシンと響くウォーホルの言葉「将来、誰でも15分は世界的な有名人になれるだろう」のように、数かずの名言を残していることでも知られるウォーホル。時代の寵児ならではの言葉として解釈することもできますが、そこにはドキリと真実を突きつけられるような瞬間があるのも事実。
「時が物ごとを変えるといつもいわれるけれど、実際には自分自信で物ごとを変えるしかないんだ」
「もしもみんなが美しくないなら、誰も美しくなんかない」
「Green Light」より引用
ストレートな彼の哲学には、時代や国境を超えてつたわる普遍性が存在します。仕事や生き方でちょっと行き詰まっているような時にこそ、ズシンと響いてきそう。問題解決の糸口となってくれるような言葉を見つけることもあるかもしれません。
今回の展示では、限定日のワークショップとして、ウォーホルの好きな絵または好きな言葉を選んでその場でプリントしてもらう、オリジナルエコバックの販売も行なわれています。どれを選ぶかは、今の自分の気持ち次第。エコバックならメッセージバックとしての役割にもピッタリです。自分自身へ贈る言葉として、もしくは世界の誰かに伝えたい言葉として持ち歩くウォーホルバック、ひとつ欲しくなりました。
[森美術館10周年記念展 アンディ・ウォーホル展 永遠の15分]
[会期]2014年2月1日(土)〜5月6日(火・休)
[会場]森美術館(六本木ヒルズ森タワー53F)
[時間]10:00〜20:00(火曜のみ17:00まで)
[料金]一般¥1,500、学生¥1,000、子供(4歳〜中学生)¥500
JStone / Shutterstock.com
Neftali / Shutterstock.com
(小林繭)