自分らしい家具を探すインテリアショップめぐりは楽しいもの。近頃は1950年代~60年代のスタイルが人気のようです。50年代の伝説ともいわれるインテリアがリバイバルされます。
50年代を代表するインテリア1950年代の「ミッドセンチュリー」を象徴する家具といえば、イ―ムズのシェルチェア。
世界初の大量生産可能なプラスチック製の椅子として、1950年に誕生しました。発売当初はファイバーグラス製でしたが、製造工程による有害物質の発生により、1989年に製造中止に。2000年に、ポリプロピレン製のものが販売されましたが、依然としてファイバーグラス製の人気が高く、ヴィンテージショップでこちらを買い求める人も多くいました。
人気のファイバーグラス製が再登場
左:サイドチェア 4レッグベース(グリーン)54,000円(税抜)中央:アームチェア ロッカーベース(レッドオレンジ)80,000円(税抜)右:サイドチェア ワイヤーベース(レッドオレンジ)54,000円(税抜)
今回、発売されるシェルチェアはファイバーグラス製。新しい技術や素材の探求を重ねていくというイームズの理念を受け継ぎ、環境に配慮した形でつくられています。使われているファイバーグラスは、生産過程で揮発性有機化合物(VOC)などの有害物質を放出しない上に、リサイクルできるのだそう。
販売開始は2014年4月3日(木)。米国の家具メーカー、ハーマンミラー社の直営店「ハーマンミラーストア」ほか、全国の正規販売店にて店頭に並びます。
カラーバリエーションは、最初の発表当初のカラーを忠実に再現したパーチメント、ウルトラマリンブルー、レッドオレンジ、レモンイエロー、グリーン、ネイビーブルー、ブラック、シールブラウンの8色。椅子の形と、脚の部分まで選べるので、オリジナルの組み合わせを楽しめます。
東京都千代田区丸の内 2-1-1
03-3201-1830
(北本祐子)