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ひとつの愛を信じて海を渡った日本人女性。パートナーを支え、自分自身も美しく花開いたことで現在まで語り継がれる節子・クロソフスカ・ド・ローラ伯爵夫人。
あのピカソが「20世紀最後の巨匠」と評した、画家バルテュスを2001年の永遠の別れまで支え続けた彼女はいま、バルテュス財団の名誉会長を務めています。自身もまた絵画や著作を発表するアーティスト活動を行っています。
Christopher Sturman for North Sea Air
そんな節子夫人とパリの人気陶器ブランド「Astier de Villatte(アスティエ・ド・ヴィラット)」とのコラボレーションアイテムが発売されます。
アスティエ・ド・ヴィラットと節子夫人の繋がりはなんと、節子夫人がローマのバルテュスのもとへと嫁いだ頃。2013年に節子夫人とブノワ・アスティエ・ド・ヴィラットが再会し、お互いの創造力がかき立てられ、コラボーレーションに至ったそうです。
今回発表された「セツコ・コレクション」は、猫の口元からお香の煙が洩れるインセンス・ホルダーなど、すべて節子婦人が手で作ったものです。
偉大な画家、バルテュスと生活を共にした日々を感じる、画家のパレットをモチーフにした陶器のチーズボードや柄が絵筆の形になっているナイフなども。
アスティエ・ド・ヴィラットと共にデザインを手がけた「グラン・シャレ・コレクション」は今回初公開されています。
H.P.DECOで開催される「アスティエ・ド・ヴィラットと節子・クロソフスカ・ド・ローラ展 」では、このグラン・シャレ・コレクションの他にも、有名人とのコラボレーションを展示。アスティエ・ド・ヴィラットの新しい世界を垣間みることができます。
アスティエ・ド・ヴィラットと節子・クロソフスカ・ド・ローラ展
会期:2014年4月19日(土)~5月19日(月) 11時~19時半
会場:150-0001東京都渋谷区神宮前5-2-11 H.P.DECO
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2014/04/037539villatte.html