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衣食住は自分の手で。村づくりが教えてくれること
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衣食住は自分の手で。村づくりが教えてくれること

2014-05-23 23:00
    農業体験で、実際に野菜や果物を作ったり、ハーブを育てているという方は多いと思いますが長野県小諸市では村を作ってしまおうという試みが行われています。 衣食住はすべて手作り

    大自然の中で子どもたちの能力を最大限に発揮できる活動を行っている『わくわく・のびのび・えこども塾』が、小諸エコビレッジのなかに作りあげた「ブーフーウー村」。

    もともと何もない土地だったこの場所では、子どもから大人まで、地方、都会、被災地など、世代や地域を超えた人たちが一緒になって、衣食住を実体験しながら、自分たちの手で「ブーフーウー村」という村そのものを作っています。

    衣食住の「衣」に関しては、信州大学繊維学部と共同でオーガニックコットンを栽培。今後は、自分で種を蒔くところから製品作りまでを体験できるワークショップを開催するそうです。

    童話に沿って「藁の家」「木の家」「レンガの家」も

    実際に、田畑に入り、土や植物に触れ、さらには、虫にも触れて作物の世話をしながら、そこで育つものが食卓にのるまでの過程を体験する「食」では、これまでに、地元で育てた白菜でキムチ作りをしたり、今年1月にはオーガニック大豆を使用した味噌作りも実施。スーパーに並んでいる状態しか知らない子どもたちにとっては貴重な体験となりました。

    そして、「住」では、プロの建築家と協力して家を建てるワークショップを開催。

    ブーフーウーの三匹の子豚のおとぎ話に沿って、昨年のゴールデンウィークには福島の子どもたちや児童養護施設の子どもたち29名と「藁の家」を作成! 今年は木で、来年はレンガで家づくりに取り組む予定だそうです。

    大人にも開放される「ブーフーウー村」

    生活の起点となる家自体を自分たちで建てるという経験は、子どもたちにとって自信にも繋がり、将来のためになること間違いありません。

    便利なことが当たり前の日常生活ですが、何もない土地にいくと自分の小ささを感じると同時に自分の無限なる可能性にも気がつきます。

    そして、その中でも、着るもの、食べるもの、住むところ、この最低限なことが自分たちで出来るのなら、最強! 他に何も必要ありません。

    6月14日(土)、15日(日)には、大人の方々に「ブーフーウー村」が開放され、合宿が開催。自分たちの手で村そのものを作っていく達成感だけではなく人間としての喜びも感じることができる「ブーフーウー村」。村民になってみませんか?

    [わくわく・のびのび・えこども塾]

    6月14日(土)、15日(日) ワークショップ開催 

    ※5月末まで参加者募集中です。

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2014/05/038225ecodomo.html
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