マクロビオティックを続ける理由

フィレンツェ大学の日本語講師、作家・翻訳家でもある中島浩郎氏と奥さまのしのぶさんのお宅に「マクロビランチ」をごちそうになってきました。フィレンツェの本をご夫婦で共著されていて、私もいつも参考にさせて頂いています。

風邪をひきにくくお肌もツルツルに

ご主人が2006年に喉頭がんを患われ、それを乗り越えながら奥さまが快方を願う一心でフィレンツェにあるマクロビオティックの教室に通って勉強をされたのだとか。そこで学んだ事をベースに色々なアイディアを取り入れながらのオリジナル。

身体に優しいだけでなく美味しいのもあってずっと続けておられるそうなのですが、どのような効能があったのかを伺うと、しのぶさんは特に風邪をひきにくくなってお肌もツルツルに。ご主人はこの効能のうえに腸の調子も良くなって、海草をよく食べるせいか髪の毛も豊かになってきたとのこと！

健康に過ごす秘訣は食事以外にも

この日のメニューは、玄米雑穀ごはん、カブとわかめの味噌汁、黒豆ベジバーグ、アスパラのごまソースかけ、フィノッキオのオレガノ風味、黒豆と野菜のマリネ、切り干し大根のハリハリ漬け、イチゴ葛寒天よせ、三年番茶。フィノッキオはフェンネルの実でイタリアでは整腸したい時に食べる定番のお野菜。オレガノがきいていて優しい味わいでした。

食事をしていて印象的だったのがお2人で色々な話題に花を咲かせてよく笑っていらしたこと。甘い事ばかりではないこのイタリアで楽しく元気に過ごす秘訣を見せていただきました。

[Oristic Map／Macrobiotica]

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