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ビートルズがそのキャリアの後半にインド音楽や文化に傾倒していったのは有名な話ですが、インドには今でも彼らが訪れたゆかりの場所が残されています。
まず、インドの首都デリーにある老舗の楽器店「リキ・ラーム」。ビートルズが1968年にインド旅行に来た際に店を訪れ、ジョージ・ハリスンがここでインドの古典弦楽器シタールを購入したのだとか。店内には当時のビートルズの写真が今でも飾られています。
続いて、ビートルズの4人が瞑想修行をした場所が、ガンジス河の上流に位置するヨガの聖地として有名なリシケーシュ。デリーからは車でおよそ6〜7時間の距離にあります。
ガンジス河沿いのにぎやかなマーケットから少し離れた場所に、彼らが修行を行った施設、マハリシ・マヘーシュ・ヨーギー・アシュラム、通称ビートルズ・アシュラムがあります。現在は廃墟となり封鎖されてしまっているのですが、運良くそこの門番に会うことができればチップを渡すと中に入れてもらえます。
敷地内にはまるでキノコのような形をした、中で瞑想をするための小型ドームが点在しています。ジョン・レノンは自分のラッキーナンバーであるナンバー9の番号のドームを選び瞑想をしたのだとか。建物の壁には訪れたファンが描いたと思われる、ビートルズの曲名やイラストが描かれています。
最後に、リシケーシュから車で1時間ほど離れた場所にデラドゥンという街があります。特に街自体には見所はありませんが、ジョージ・ハリスンがこの街の名前をタイトルにした曲をつくっており、今よりずっと自然が多かった頃にこの地も訪れたそうです。
当時はセレブがインドを旅行することなどほとんどなかったようですが、現在は多くのハリウッド・セレブやスターがインドの魅力にハマり訪れるようになりました。ビートルズには音楽だけでなく文化の面でも先見の明があったのかもしれませんね。
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RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2014/06/038867beatles.html