「土曜日は、平日の終わりで、休日の入り口。 ちょっと寝坊をして遅めの朝食。時間をかけてコーヒーを落とす。 のんびりと気ままに過ごす、自分だけの時間」
そんな1日をイメージしたテーブルウェアシリーズがイタリア語で土曜日という意味をさす「Sabato(サバト)」です。
「Sabato」を手がけたのは、東京都生まれでマックス・フーバーの元でイラストレーションの仕事に携わっていた南スイス在住のグラフィックデザイナー アオイ・フーバーさんと、グラフィックからプロダクトまで幅広く手がける東京のデザイン会社DRILL DESIGN。
住む場所も年代も違う彼らが、FAXや手紙でのやり取りを経て完成させました。
ありそうでなかったエスプレッソカップ最初に「エスプレッソカップを作りたい」というアオイさんのアイディアがあったそうですが、言われてみると、エスプレッソカップは、マグカップやプレートほどしっかりデザインされたものってありませんよね。それに、レストランやカフェではエスプレッソをオーダーするけれども、家では飲まない人も多い気が。
しかし、近年、エスプレッソマシンの普及によって、家でも気軽においしいエスプレッソが飲めるようになりました。そこで必要になるのが、愛着がもてるエスプレッソカップにソーサーです。
「Sabato」は、このカップでエスプレッソを飲みたい! と思わせるデザイン。友だちが遊びに来た際にも、食後にあえて「エスプレッソにする?」と提案したくなること間違いありません。
イラストが映えるよう、デザインを工夫その他にもコーヒーカップ、マグ、ペン立てにもかわいいフリーカップ、プレートもラインナップ。すべてに共通しているのは、しっかりとした使いやすさです。例えば、カップでは口があたる断面を薄くするのではなく包容力あるフォルムになっているなど、日常に溶け込むようにデザインされています。
さらに、アオイさんが描く、月、海、森、風といった図形やうさぎやヘビといったのびやかな動物たちのモチーフやカラーが引き立つようになっていて、やさしい色合いに癒されるんです。
スイスと東京で往復書簡をしながら作られた「Sabato」。作り手の思いがたっぷりこもった「Sabato」のテーブルウェアで土曜日をスタートさせたら、パーフェクトな週末が過ごせそうですね。
[Sabato]
※9月1日発売予定