今年はついに自分で梅干しを漬けてみました。梅雨明けに三日三晩干し、熟成させたらできあがり。一緒にできた「梅酢」も楽しみです。 夏にぴったりの「梅酢」

梅酢とは、梅干しを作る過程で、梅を塩漬けしたときに上がってくる水のこと。これを捨てたりすることなく、日本では古くから調味料として利用しています。梅の香りと風味が良いお酢で、梅干し同様にクエン酸などの有機酸が豊富

疲労回復や、胃腸の働きを高めてくれる効果が期待できるため、夏バテ予防に。また、殺菌作用もあるので食中毒を予防するにもいいそう。まさに、梅酢ができるタイミングと、夏という時期がぴったりなんです。

和洋で使える万能調味料

梅酢のいいところは、梅干しそのものよりも調味料として手軽に食生活に取り入れられるところにもあります。酢の物やドレッシングに使えば、まろやかな酸味が素材をひきたててくれるし、塩分もしっかりあるので醤油代わりに、冷や奴や納豆に使ったりしてもおいしいです。

肉料理など重めのメニューには、隠し味として加えればさっぱりと食べられます。梅が苦手というなら、スムージーに加えるのもあり。

真夏の水分補給に「梅酢ドリンク」

また、梅酢を薄めた「梅酢ドリンク」は、クエン酸と塩分が摂取できるので、真夏の水分補給にもちょうどよく、市販のスポーツドリンクと違って、糖分を気にする心配もありません。

もちろん、梅干しを漬けていないと言う人でも梅酢を手にすることができます。有機の梅だけを使ったもの、海塩のみを使ったものなど数種販売されているので、好みの物を見つけられると思いますよ。

[虎屋漬物株式会社, くらしのたのしみ] 

photo by Thinkstock/Getty Images

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