日本の伝統工芸のひとつである漆塗り。その技術を使った、しとやかで美しいジュエリーを見つけました。 伝統技法でうみだされる漆の宝石

漆とは、ウルシの木から採取される樹液をつかった天然の塗料。器やお箸など漆器として目にすることが多いかと思います。

その漆の新たなかたちとして「MIYABICA」が提案しているのが「漆stoneジュエリー」。漆を200〜300回も重ね塗りをする「堆漆(ついしつ)」という伝統技法をとりいれ、うみだされたジュエリーはまさに漆でできた宝石。

漆は乾くまでに時間がかかるため、なんと1日1塗りしかできません。100回塗り合わせたやっと3ミリほどの厚さに。ジュエリーにするまでには、約1年ほど塗り重ねるのだそう。

漆は「麗しい」「潤う」が語源

漆の言葉の由来は「麗しい」「潤う」からきているといわれています。そんな、みずみずしく艶やかな漆は、女性らしさを引き立ててくれるアイテムといえそう。和のテイストになりすぎず、モダンなデザインで、上品さと華やかさをプラス。さりげなく、それでいて個性的なアクセサリーが目を惹きます。

私たちの人生も、1日1日の積み重ね。1年の時間の長さと重みを、見る度に思い出させてくれるものにもなりそうです。

[MIYABICA]

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