こんにちは。マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。
だんだんと秋も深まり、肌寒くなるにつれ、誰かと一緒にいたいと思う気持ちも募っていく季節ですね。
けれど、恋をしたいと願う女性の良かれと思っている行為が、じつは男性を遠ざける場合があります。今回は、自己表現のギャップを埋めて、より素敵な恋を招くためのお話をしていきたいと思います。
●男性が誤解する行為とは?まずはじめに「女性が良かれと思っているけれど男性が誤解しがちな行為」にはどんなものがあるか、ご紹介していきます。これは私のところに相談にいらっしゃった女性たちが、実際に陥っていたケースです。
□真面目で、くだけた雰囲気を出さずにいると「人生が楽しくないし、自分と一緒にいても楽しくない女」と思われてしまう。
□弱音を言わないようにして、気丈にがんばっていると「強い女」という印象になってしまう。
□周りを立てようと自分を主張しないでいると「なんでもOKの都合のいい女」に思われてしまう。
□結婚したいという気持ちを隠しているために「遊べる女」と思われてしまう。
□お洒落のためにブランド品を多用していると「お金のかかる女」という印象を与えてしまう。
●女性が考えていることと、男性の受けとるギャップこのように、女性が思っている自己表現と、男性が見ているその女性へのイメージが大きく異なっていることがあるため、期待したものとは間逆の接し方をされてしまい、苦しむことも少なくありません。
このようなときには、自分の表現を客観視しながら、あなたの内面と外側の自分を一致させてみましょう。
上記の例であれば、
□自分から積極的に楽しんだり、幸せを感じられる過ごしたりする。
□弱い面を見せたり、相談したり、頼る機会を作る。
□嫌なこと・できないことは最初から自分の中で基準をつくり、伝える。
□結婚したいという気持ちを表現し、誠実な人とのみ関わる。
□手頃な値段のアイテムを混ぜたり、無理のない等身大のおしゃれをする。
といった工夫をしてみます。
こうして少しずつ自己表現を変えていくことで「ぱっと見の誤解」が原因となっている苦しみを取り除けるようになるのです。
●たったそれだけで......周囲の人が変わったM美さんの例M美さんは、それまで、いつもばっちりと化粧し、誰に対しても弱音を見せずに明るく振るまっていました。
M美さんの明るさに惹かれていろいろな人が関わりますが、その後、付き合いがさらに親密になることがありませんでした。
そこで、客観的に自分がどんな表現をしているのか見直してみたところ、M美さんは「常に明るく振るまう」「常に他人に対してもポジティブな発言ばかりする」「いつも行動的・エネルギッシュ」という印象ばかりで、自分の弱さも人の弱さも許すスキがなかったのです。
それ以降、M美さんは、ときにはできないことを他人に頼ったり、人が疲れているときは無理に励まさずに受けいれ、優しく静かに接するということを心がけるようにしました。自分が疲れている時は、明るく振るまわずに聞き役に回ります。
すると、2週間ほどで周囲から話しやすくなった、落ち着いて綺麗になったと言われるようになり、男性からも食事に誘われたのです。
このように、周囲の人と自分が表現している自分とのギャップを埋めれば、すぐにまわりからの評価は変わっていきます。
あなたもありのままのあなたを表現し、等身大の素敵な恋を招いてくださいね。
woman image via Shutterstock