ほんとうに美味しいかぼちゃの食べ方
もうすぐやってくるハロウィンは、「悪い精霊を追い出し」、「秋の収穫を祝う」という2つの意味を持ったお祭りです。街はジャック・オ・ランタンでいっぱい。ハロウィン特有のファンタジックなムードは、人をワクワクさせてくれます。
アメリカでは、かぼちゃ料理もたくさん店頭に並びます。パンプキンパイ、パンプキンプリン、かぼちゃサラダなど......。どんな調理方法でも美味しく食べることができるのが、かぼちゃのよいところ。
日本でのかぼちゃの調理方法は、「煮る」「蒸す」が多い印象ですが、アメリカでは「ローストする」のがおいしい食べ方だと考えられています。表面はカリッと香ばしく、中身はねっとりと甘く仕上がります。ハロウィンの本場・アメリカの食卓に登場する「かぼちゃロースト」。とても簡単で、美味しく仕上がります。
【かぼちゃローストの作り方】
（材料）
•小さなかぼちゃ 1つ、もしくは大きなかぼちゃ 1/4
•オリーブオイル 大さじ1
•シーソルト 適量
•クローブパウダー 適量
•シナモンパウダー 適量
•ナツメグパウダー 適量
•ブラウンシュガー 大さじ1
1. オーブンは200度に温めておきます。
2. 大きなスプーンを使って、かぼちゃの種を取り除きます。
3. よく切れるナイフを使って、かぼちゃを約２.5cmの厚さに切っていきます。
4. ベーキングシートの上に切ったかぼちゃをのせます。
5. オリーブオイルを、かぼちゃの両面にふりかけます。
6. ソルトや他の調味料、ブラウンシュガーで味付けします。
7. 20～25分焼いたら出来上がり。
「Steamy Kitchenより引用」
このレシピはこれでおしまいですが、かぼちゃの種を一緒に焼いてしまう方法もあります。
【かぼちゃの種ローストのつくりかた】
1. ていねいに種を洗い、ペーパータオルの上にのせて完全に乾かしておく。
2. 手で、種にオイルを塗る。
3. 1カップの種に対し、大さじ1杯のオイルが目安量。
4. 何か味付けしたい場合はここでふりかけます（オニオン、ガーリック等）。
5. ふちのある容器に、種が重ならないように敷き詰めます。
6. 400度のオーブンで25分焼きますが、10分ごとに種を混ぜ合わせます。
7. 最後の5分は、焦げないように注意して見張っておきましょう。
8. 最後に、オーブンから取り出して塩をかけて出来上がりです。冷めてから食べてください。
「Better Recipesより引用」
かぼちゃを余すところなく、丸ごと味わえるレシピです。スイーツにもぴったりの甘いかぼちゃですが、緑黄色野菜だという点をお忘れなく。栄養価も抜群なのです。
ことしもおいしいかぼちゃが実ったことに感謝をしながら、素敵なハロウィンを過ごしたいものです。
[Steamy Kitchen,Better Recipes]
pumpkin roast photo via shutterstock