仕事帰りや1日中歩き回って疲れた日、ふと通りがかったハーブショップの香りに心から癒されることがあります。
理屈ではなく、カラダがハーブの香りを求めて反応している感じです。日々忙しく働いていると忘れがちですが、カラダが発する疲れや異変を伝える声に、私たちはもっと耳を傾け、休みたいと感じる時は素直に休むことも大切だと思います。
自然の温もりにあふれたコスメ母は薬剤師、祖父はブルガリア初の皮膚科医という西洋医学一家に生まれ、元資生堂インターナショナルのクリエティブディレクターとして活躍したYael Alkalay(ヤエル・アルカレー)さんも人が自然から受けとる目に見えないパワーに感動したひとり。
彼女は自然のパワーを生かしたコスメブランド「red flower」をニューヨークに立ち上げたそうです。とくに彼女に影響を与えたシーンは、
・母がキッチンで調合していたハーブが、家族にパワーを与え、絆を深め、感性を豊かにしてきた
・入院した時に友人がしてくれたミントの香りのシャンプーに、自然の香りの気持ちよさと、友人の想いに生きるパワーをもらえ、自然の力、人との繋がりを感じられる商品をつくりたいと思った
この2つ。
私らしく自然体でいるためにそんなヤエルさんの想いから生まれた「red flower」のコスメは、2014年11月1日から日本でも入手できるようになります。香りの調達を世界各国で交渉し、自社工場で手作りすることにこだわっているのだそう。
パッケージには再生紙を積極採用するなど、エコへの取り組みにも注力していて2007年には「New York Times」のベストコスメ10に選出されました。ボディケア、ハンドケア、ヘアケアなどのラインナップがあり、それぞれの香りは「italian blood orange、french lavender、spanish gardenia、icelandic moonflower、ocean」の5種類に分かれています。いちばん人気は、爽やかな香りで活力をくれる、italian blood orange だそう。
自分がいちばん心地よいと感じる香りをセレクトして、カラダと心が疲れを感じたら、いつでもケアしてあげたいと思います。