心やカラダというものは、月の動きに連動しているなあと感じます。満月の日には心身の吸収力が高まり、カラダが満月のようにまあるくなったり(つまりむくんでいる......)、新月の日には、デトックス力が働いてなんとなくカラダがすっきりしたり。月の満ち欠けによって、海の水も大きく動くのだから、ほぼ水でできている人間が月に影響を受けるのももっともだなあと思います。
新月と満月の日に食べることにしているものがあります。それは「小豆玄米」。もともと、日本では旧暦の1日(新月)と15日(満月)には「赤のごはん」といって、小豆入りのごはんを食べる習慣があります。小豆には利尿作用が、玄米には解毒作用があるので、デトックスに適した新月の日にとるとこれを加速させてくれ、良くも悪くも吸収力が最大になる満月の日にとるとこのバランスを取ってくれます。
また、古来から小豆には女性的なエネルギーがあり、月と波共鳴していると考えられています。そのため、新月や満月の日に小豆を食べると、月経のリズムが整いやすくなる、とも。小豆は腎臓と同じような形をしており、昔から腎臓病の治療に効果があるとされていました。
今日食べたもの:小豆玄米粥、ごぼうの竜田揚げ、菜の花ある新月の日、体の浄化力を助けるために小豆玄米粥にしました。玄米に小豆1割程度を加え、米1合につきひとつまみの塩を入れて5倍〜6倍程度の水で炊きます。中火にかけ、沸騰したら弱火にして1時間程度。玄米は一晩浸水させておくのがおすすめです。
冬になると登場回数が増えるのがごぼうの竜田揚げ。適当な大きさに切ったごぼうを生姜醤油で柔らかくなるまで煮たら、片栗粉をつけて揚げるだけ。ごはんがすすむおかずです。この日は出汁を引いたあとの干し椎茸もついでに煮て揚げてみました。
さっと湯がいた菜の花にごまドレッシングをかけたものは、もう一品欲しいとき、すぐにつくれるお手軽メニューです。