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ランチの後、デスクの前に座っているとどうしても眠くなって、仕事がはかどらない。そんなかた、多いと思います。その悩み、ランチの取りかたに少し気をつけるだけで簡単に解消できるそうです。
ポイントは、交感神経と副交感神経の働き
食後に眠くならない食べ方のポイントは二つ。一つは「食前に300~500㏄程度の水を飲む」こと。もう一つは「腹八分目の量を、できるだけゆっくり時間をかけてとる」ことです。
(『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』/サンマーク出版 P136より引用)
なんでも、そのからくりは、交感神経と副交感神経にあるそう。
食事をすることで交感神経が一気に高まりますが、食後、消化器官が動き出すことで一気に副交感神経優位に「急転換」します。実は食後の眠気はこの急転換が原因なのです。
(『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』/サンマーク出版 P136より引用)
では、なぜ前述のポイントが「急転換」を防ぎ、眠気を防ぐことにつながるのでしょうか。
簡単に言うと、次のとおりです。
・水を飲む:胃結腸反射で腸が動き、副交感神経が高まる
・ゆっくり食べる:交感神経の急上昇を抑えながら、副交感神経を高める
つまり、食事の早い段階から副交感神経の上げ方をコントロールすれば、急転換にはならず、眠気を回避できるというわけなのです。
また、満腹になるまで食べない理由は、腹八分目にとどめておくことで、消化吸収に大量の血液が使われるのを防ぎ、脳の血流不足を防ぐため。たしかにお腹いっぱいたべたあと、頭がぼーっとして思考能力が低下することがありますが、それは脳の血流不足が原因だったのですね。午後もテキパキ効率よく仕事をして、残業を減らすためにもぜひ取り入れたい習慣です。
long-nap via Shutterstock
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