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『キャバレー』
現在、東京国立近代美術館フィルムセンターで開催されている「ポスターで見る映画史 ミュージカル映画の世界」展が話題を呼んでいます。日本でもファンが多いオードリー・ヘップバーン主演の作品や、『雨に唄えば』『バンドワゴン』『キャバレー』『巴里のアメリカ人』など、観たことはなくても絶対にタイトルは知っているミュージカル映画の名作のポスターがずらりと並びます。
ポスターのクオリティに圧倒される『パリの恋人』
これは、イラストレーターの和田誠氏が所蔵するオリジナル版のポスターを中心に展示されているもので、ミュージカル映画の黄金期の系譜をたどることができる企画となっています。当時、映画の重要な宣伝ツールであったポスターの担う役目は大きく、グラフィックにはその映画の世界観がみごとに表現されています。
『紳士は金髪がお好き』
現代にも通じる多くのグラフィカルなデザイン手法がミュージカルポスターから生まれていることにも気づきます。また素晴らしいと思うのが、たとえ観たことがない映画であっても、それぞれのポスターの前に立つと自然と主題歌のメロディーが頭の中に浮かんでしまうこと。ミュージカル映画の魅力に改めて気付かされるような気がします。
『雨に唄えば』
これをきっかけに、ずっと観たいと思いながらも見逃していた作品を観るのもいいかもしれません。ミュージカル好きはもちろんですが、グラフィックの質の高さや、当時のメイク、ファッションなど、楽しめる要素がいっぱいの展示です。
こんな楽しい展示がたったの210円で観られるのもすごいこと。八重洲周辺でちょっと時間が空いた時にぜひ立ち寄ってみてください。
日時:開催中~2015年3月29日(日)※月曜休室
11:00〜18:30(入室は18:00まで)
場所:東京国立近代美術館フィルムセンター
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2015/01/043795posters.html