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1分先でさえ何が起こるのかわからないのが人生。だからこそあらかじめ計画を立てて、なるべく冷静に対応できるようにと身構えているのに、そんなときに限ってあまり意味をなさない結果になることも。そんな予期せぬ未来とどのように付き合えばよいのでしょうか。
未来に身構えない
そのヒントは、密蔵院住職 名取芳彦和尚の著書『気にしない練習:不安・怒り・煩悩を「放念」するヒント 』に書かれていました。
仕事、恋愛。果ては人生そのものをしなやかに受けとめる極意は、必要以上に構えず、力まず、先入観を持たない自然体でいることでしょう。来るべきものがいつ来るかと身構え、力んでいればクタクタになってしまいます。
(『気にしない練習:不安・怒り・煩悩を「放念」するヒント 』P34より引用)
予期せぬ未来にも身構えない姿勢がたいせつのようです。たしかに自然体の人は、あらゆるシーンで物事を臨機応変に対応できる強さがあるように思えます。でもつい構えてしまうのはきっと不安だから。その不安でクヨクヨする気持ちがあるかぎり、どうしても身構えてしまいますが、そんなときはどうすればよいのでしょうか。
クヨクヨしてもしなくても、結果は変わらないその答えは、「クヨクヨしてもしなくても、結果は変わらない」と諦めるとよいようです。またこのような文章も書かれていました。
気構え、力むのを解消するのに最も適した方法は、ほのかな明かりの部屋で、心静かにする時間を持つことです。
(『気にしない練習:不安・怒り・煩悩を「放念」するヒント 』P35より引用)
やはり瞑想タイムが必要なのですね。ただ瞑想するときに、ネガティブな感情がうまれてきてしまい、心を鎮められないという場合も。そういうときは、あえてその感情を否定せず、浮かぶに任せればよいのだとか。
浮かぶに任せ、消えるに任せる時間を持ち、不安な気持ちも手放し、必要以上に構えず、力まず、先入観を持たない。そんな自然体でいることができれば、人生そのものをしなやかに受けとめることもできるのですね。
fair-ride via Shutterstock
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2015/02/044139meditation.html