忙しいときはとくに、「時間が足りそうにない」と感じてしまいます。けれど、時間とはどんな人にも平等に与えられているもの。足りないように感じてしまうのは、時間感覚のゆがみが原因です。
時間感覚のゆがみが起こる原因兄弟メディアの「ライフハッカー[日本版]」に、時間感覚がゆがんでしまう理由とその対処法がありました。時間がないと思ってしまうのは、バラバラの目標設定にあるようです。
バラバラに見える複数の目標を課されると、人の心には不安が生じ、すべての課題を片づける時間などとてもない、という思い込みを抱くようになります。複数の優先事項が衝突したとたん、時間そのものが切り詰められたように感じるわけです。
(「ライフハッカー[日本版]」より引用)
たしかにタスクが多くあるときは時間がないように感じてしまいますが、実際は自分が時間がないと「思っている」だけ。時間の感覚を自分でコントロールすることが必要です。
時間感覚を正常に戻す方法では、この時間感覚のズレを正常に戻すためには、どんなことができるのでしょう。それには、呼吸法やタスク管理が有効だといいます。
Etkin氏と研究チームは、11秒間隔でゆっくりと深呼吸するよう勧めています。また、どんなやり方でも構わないので、自分自身に気合を入れるのも役に立つでしょう。実験では、「私はやる気いっぱいだ!」と繰り返し声に出すように指示された被験者たちは、時間感覚の歪みを修正できたそうです。
さらに、言うまでもありませんが、日々のタスクがかち合って焦る状況を作らないよう気をつければ、根本的な解決策になります。
(「ライフハッカー[日本版]」より引用)
やることがいっぱいで「時間がない!」と感じても、焦らない。似た業務をまとめて片付けるといった日をつくるといったタスク管理で、不要な焦りや不安から解放されるはずです。
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(マイロハス編集部/下岸)