• このエントリーをはてなブックマークに追加
「面倒くさい」という気持ちとの上手な付き合いかた
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

「面倒くさい」という気持ちとの上手な付き合いかた

2015-06-02 08:00
    やったほうがいいことはわかっていても、なんとなく後回しにしてしまうことは、日々たくさんあります。部屋の一角がなかなか片付かない、というレベルから、仕事で相談したほうがいいけれど、ちょっと気が進まない相手だから後回しにする、といったことまで。「やることリスト」には載っていても、なかなか消えない。その理由は「面倒くさいから」。

    この「面倒くさい」気持ちとどうやって付き合ったらいいのか。そのヒントが、臨済宗住職の平井正修さんの著書『花のように、生きる。』(幻冬舎)のなかにありました。

    「面倒くさい」という問いかけをやめてみる

    そもそも「面倒くさいけど、どうしよう?」という発想をやめてみることから始めるといいようです。

    平井さんは、ある会合に毎週必ず参加される実業家のかたに、忙しいのに欠席しないのはなぜか問いかけて「うん。まあ、行くんだよ」と言われたことから、気づきがあったと言います。

    面倒くさい、どうしよう? というところから始めるから「今日はやめておくか」ということになるのです。「行くんだ」「するんだ」が先にあれば、どうということはない。確かにそうです。

    (『花のように、生きる。』p100より引用)

    「面倒だけど、どうしよう?」と自分に問いかけると、イエス・ノーのどちらかになり、たいていは「ノー」に傾いてしまう。「いつやる?」と問いかければ、答えは、イエス・ノーではなくなります。たったそれだけのことで、気の持ち方がずいぶん変わりそうです。

    「面倒くさいから」と後回しにしている限り、心のなかに後ろめたさが残るものです。ちょっと大変でも、さっさとやってしまったほうが気分もスッキリするはず。自分に言い聞かせたいと思います。

    [花のように、生きる。]

    young woman via Shutterstock

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2015/06/046620botheration.html
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。