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梅雨の時期はどこかだるくて息苦しい。そんなからだの不調も、じつはとってもかんたんに対処できるのです。
深呼吸して大股で5歩歩くだけ
「社団法人整体協会」創設者 野口晴哉さんは著書『風邪の効用』(ちくま文庫)のなかで、梅雨時のからだの使いかたについてこう書いています。
蒸し暑い時は体を積極的に動かし、息苦しくだるい時は深呼吸をすると、そういう感じは薄らぎ、思い切って大股に五、六歩歩けば、だるいのがとれる。
(『風邪の効用』P162より引用)
だるさの原因は、腰から足にかけて伸びている坐骨神経のまわりにある筋肉が硬くなってしまうからだとか。積極的にからだを動かすことがたいせつなようです。
でも机や椅子に対して斜めに座ったり、体重のかけかたが捻れている人のなかには、この方法でもまだだるい場合も。そんなときは捻じれてる方向に思いっきり捻じって息をこらえ、捻じっていたからだを元に返しながら不意に吐く、というのを数回繰り返すとよいようです。
水の飲みすぎに注意梅雨は身体が重だるくなり冷たい飲み物が欲しくなりますが、湿気が多く、とりすぎた水分を皮膚からうまく排泄できない時期なので、水分を取り過ぎると体内に必要以上の水分がたまって「水毒」になる可能性も。
胃のあたりを叩くとタプタプと水の音がしたり、頭が重く、下半身がむくんでいるときは、水分のとりすぎかもしれません。日ごろから水分量を意識して、積極的にからだを動かし、だるさがでないように気を付けます。
それでも重だるくなったときは、深呼吸して大股に5歩。職場でもかんたんにできるこの対処法をつかって、梅雨のだるさを解消しましょう。
[風邪の効用]
bedroom via Shutterstock
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2015/06/046986rainy_season.html