革製品といえば、有名なのがスペイン。ここスペイン南部に「LIKA MIMIKA(リカ・ミミカ)」という小さな会社があり、環境問題に配慮した靴づくりを行っています。

レザーを含めるすべての材料は、環境に配慮したものを使用。染色からプロダクションまですべての行程において、ひとつひとつ丁寧に手づくりしています。

ブーツやローファーもありますが、なかでもオススメなのが「エスパドリーユ」。

レザーでできた、オールハンドメイドのエスパドリーユ

通常、さらっとしたキャンバス生地が多く使用されているエスパドリーユですが、リカ・ミミカは上質なレザーを使ってつくっているのが特徴です。

靴中の熱を逃がし、足が呼吸できるように考えてつくられているため、夏場でもムレることなく、履き心地が素晴らしいのです。

また、通常より長持ちするだけでなく、カジュアルすぎないので、どんなシーンでも活躍するのも魅力的。男性用や子供用もあるので、家族全員でそろえてもいいですね。

面白いところではシルバーやゴールド色のメタリック・レザーのものも。流行のオールホワイトコーデに合わせれば、差し色となり、オシャレ上級者に見えそう。

もともとは船員の作業靴

エスパドリーユは、フランスとスペイン両国をまたぐバスク地方が発祥。室内でも屋外でも履かれる現在とは違い、もともとは船員の作業靴だったそう。

LIKA MIMIKAのふたりのデザイナーにも注目

靴底にジュート縄が使用されているのが特徴で、これに「エスパルト」(イネ科の草)の繊維を編み込んでいたことから「エスパドリーユ」と名付けられ、現在では日本でも様々な種類のものが見られるようになりました。

日本での取扱い店がまだほとんどないのですが、ドイツのヴォーグ誌でも取り上げられるなど、これからますます気になるブランドです。

LIKA MIMIKA

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