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「旧暦の七夕」8月20日に、都会で星空を観察できる場所
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「旧暦の七夕」8月20日に、都会で星空を観察できる場所

2015-08-10 07:30
    今年の「伝統的七夕」とよばれる旧暦の七夕にあたる日は8月20日です。雨が多い時期の7月7日とは異なり、毎年晴天率が高く、月も夜半前には沈み、その後は天の川が見えるという素晴らしい条件なのです。 彦星様が織姫様に指輪のプレゼント

    本来、織姫様と彦星様が会う日はこの旧暦のはず。今年は織姫星と彦星と、そしてほぼ半分の月が夜空を彩ります。また月が沈んだ夜半になると、街明かりの影響がないところでは天の川が観測できます。

    この織姫星と彦星との逢瀬を都内で見たいという人におすすめなのは、六本木ヒルズ展望台 東京シティビューで開催される「伝統的七夕特別星空観察会」。ここでは織姫こと「こと座のベガ」と、彦星こと「わし座のアルタイル」のちょうど間にある、二重星「アルビレオ」を探す予定なのだとか。

    この「アルビレオ」は宮沢賢治が「銀河鉄道の夜」の中で『サファイアとトパーズ』と表現したほど、全天で一番美しいといわれている二つの星です。さらに織姫星と「アルビレオ」の間には虹の輪のような「M57リング星雲」もあります。つまり織姫星、リングの形の星雲、宝石のようなアルビレオ、彦星といった順に並んでます。織姫星から彦星をみてみると、まるでサファイアとトパーズがついたリングをプレゼントされているように見えるのは、きっと私だけではないはず。まるでプロポーズシーンみたいでドキドキしますが、じつはもう二人は夫婦なんですよね。

    伝統的七夕ライトダウンで平和に思いを馳せる

    毎年旧暦の七夕の日、国立天文台では「伝統的七夕ライトダウン」を呼び掛けています。各地のランドマークの消灯をはじめ、個人や団体によって一斉ライトダウンや天体観望会の全国一斉開催などの取り組みが行われ、昨年は趣旨に賛同するイベントが全国で100件を超えたそう。さらに今年は終戦から70年という節目の年のため、「星空を心から楽しむことができる平和な未来」をも呼びかけるそうです。

    六本木ヒルズ展望台にて専門家の解説を聞きながら、美しい星たちを観察するのも楽しいし、またライトダウンに参加しながら、平和に思いを馳せる過ごし方もステキですね。

    六本木ヒルズ展望台 伝統的七夕特別星空観察会

    日時:8月20日(木)19:00~21:00

    場所:東京シティピュー「スカイデッキ」(六本木ヒルズ森タワー屋上)

    定員:なし

    参加費:無料(東京シティビュー/スカイデッキヘの入場券(一般2,300円)が必要です)

    参加方法:時間内に「スカイデッキ」へお越しください

    ※雨天伝統的七夕ライトダウン・曇天時は中止となります

    ※7/18~8/23までの期間は屋上展望台「スカイデッキ」の営業時間を22時まで特別延長(通常20時)

    [伝統的七夕ライトダウン2015キャンペーン , 六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー]

    image via Shutterstock

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2015/08/048015darksky.html
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