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ミラノ万博で話題の「和食=ピースフード」発信プロジェクト
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ミラノ万博で話題の「和食=ピースフード」発信プロジェクト

2015-08-24 14:00
    自然エネルギーの恩恵のもと大切に育てられ、丁寧に調理された食べ物。それを囲む食卓は、いつの時代も家族や友人たちの笑顔であふれ、豊かなコミュニケーションの場ではないでしょうか。そう、食卓はまさにピースフルな場所なのです。 和食=ピースフード、台所=ピースキッチン

    和食をピースフードと名付け、その台所をピースキッチンと呼ぶプロジェクトPeace Kitchen は、和食という日本の食文化を海外から発信することにより、和食の持つ魅力と新たな可能性を広げ、ひいては和食を通して世界平和へとつなげていく取り組みです。
    今年6月、現在開催中のミラノ万博を皮切りとし、世界中での展開をスタートしました。

    日本の食と伝統文化を世界へ

    ミラノ万博では日本の伝統的な食文化を、盆踊りや風呂敷などの伝統文化とともに紹介。ミラノ市中心部にある「Un Posto A Milano」という築300年以上の建物を利用したコミュニティレストランを会場とし、現地の人だけでなく世界各国から訪れる人びとと共に、日本酒Bar、おにぎりBar、盆踊りなど、学び・楽しみ・食べるという体験を共有しています。遠くはなれた異国である日本の文化を、体験を通して知ることができるイベントは、毎回多くの人で賑わい、たくさんの笑顔であふれているそうです。

    イタリアから和食の素晴らしさを再確認

    万博開催期間中(2015年10月まで)は、定期的に「Peace kitchen」のイベントが開催されています(※8月中は休会)。毎週水曜日は日本酒の基本的で簡単な知識を、数種のお酒の飲み比べとともに学ぶ「SAKE Experience」。日本の歴史ある醸造にまつわるストーリーをおつまみに、芳醇で香り豊かな日本酒に酔いしれるひととき。

    ほかにも、醤油や味噌など6種類の伝統的な和食をテーマに、料理研究家や料理人を講師として学び食する体験講座「Peace Food Stories」、おにぎりづくりなどの簡単な食体験と、風呂敷などを使った日本文化を紹介する「Food Experience」など、日本の食文化を発信しています。
    スローフードの発祥の地でもあるイタリアからはじめることの意味。そこには、和食というひとつの素晴らしい食文化を通して、国境や宗教、人種を超えたコミュニティをつなぐ、新しい平和のあり方が見つかりそうです。

    「SAKE Experience」
    日時:毎週水曜日19時半~20時半 
    参加費:5€
    会場:カッシーナクッカーニャ内レストラン「Un Posto A Milano

    「Peace Food Stories」
    日時:毎週木曜日19時半~22時半
    会場:上記のレストランから徒歩2分ほどの料理教室「CucinoTeca

    「Food Experience」
    日時:毎週日曜日18時~19時
    会場:カッシーナクッカーニャ内レストラン「Un Posto A Milano

    「JAPAN NIGHT」
    日時:毎月最終日曜日
    会場:カッシーナクッカーニャ

    [Peace Kitchen,ミラノ万博日本館]
    ※ミラノでのPeace Kitchenの模様はFacebookで更新中です。

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2015/08/048448peacefood.html
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