今回プレスツアーで私が訪れたのは「暮らすように過ごすハワイ」が体験できるという、ヒルトンのタイムシェア・リゾート。「タイムシェア」とは、高級コンドミニアム・スタイルの部屋を1週間単位で所有するという、欧米で人気の滞在スタイルです。
ハワイの朝食は旅の楽しみのひとつですが、有名なパンケーキの店をはじめ、朝食レストランはどこも混雑。なかなか朝食にありつけない、ということも......。そんなとき、部屋にキッチンがついていると安心です。そこで、ホノルル在住の料理家で、料理教室Studio-F主宰の横川二三代さんにお聞きした、ハワイで人気のかんたんヘルシーな朝食メニューを紹介します。
ひよこ豆とケールのモーニングボウル
一見するとロコモコみたいですが、ひよこ豆とケール、生ソーセージが主材料です。生ソーセージは、皮をむくとまるでハンバークの生地のよう。それを一口大に手でちぎって炒め、肉汁がじゅわっとフライパンにひろがったところで缶詰のひよこ豆を投入。そして火を止めてから、ビタミンやポリフェノールがたっぷり摂れるケールを投入します。ケールの苦みと食感が苦手という人も多いと思いますが、横川さんが選んだのは、ベビーケールという若い葉。柔らかくて苦みもありません。調理の余熱でかさが縮むので、たくさん食べることができます。仕上げには、地元産の卵でつくった目玉焼きをのせて。さっと作れてヘルシーな朝食メニューです。
アボカドトースト
つぶしたアボカドをトーストにのせ、塩こしょう、オリーブオイルをたらして完成。お酒のおつまみとしてもお酒が進む一品です。
パパイヤボート
ハワイでは一般家庭の庭にも植えてあるというパパイヤ。これだけでもおいしいのですが、種をくりぬいたところに、グリークヨーグルトとグラノーラ、さらにラズベリーやバナナなどをのせ、パパイヤごと混ぜて食べると、アサイーボウルのパパイヤ版みたいで、ハワイらしい味覚を楽しめます。
材料は地元で人気のスーパー「ホールフーズ」で調達したのですが、ここで売っている肉類は、成長ホルモンや添加物が使われていないので、加工肉でも安心です。そういった現地のスーパーや市場で得たローカルな食材を自分で調理するのも楽しいもの。まるでハワイに暮らしているような気分になりました。
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