ルーミーより転載:少し憂鬱な夜、何かが気がかりな夜、なんだか寂しい夜。なかなか眠れないことってありますよね。

このままだと暗い気持ちで朝を迎えてしまうかもしれない。そんな心配をしていると、焦る気持ちで余計に眠れなくなってしまいます。

そんなときは優しい気持ちになれる絵本を読むのはどうでしょうか。私が眠れない夜におすすめするのは酒井駒子さん著書の『はんなちゃんがめをさましたら』です。

ページを開いた瞬間から、優しくて温もりを感じさせる絵が心を包んでくれます。

主人公のはんなちゃんが、真夜中に目を覚ましてからの一晩を描いたお話です。子どもの頃、夜中に起きてしまったときの、何だかドキドキする気持ちを美しく描いています。

はんなちゃんを通して見る真夜中の家の中はとってもきれいで、読んだあとは優しい気持ちになれます。

さっきまで夜に押しつぶされそうだった気持ちが和らぎ、周りの世界もキラキラして見えてきます。きっとあなたの大切な一冊になること間違いなしです。

眠れない夜を迎える自分にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

はんなちゃんがめをさましたら

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(kico)

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