そろそろ、来年の手帳が並ぶころ。まっさらなページをめくると「来年はどんな年になるのかな」という期待感でワクワクしますよね。

そんな未来を書き込む手帳。せっかくなら「なりたい自分」に近づく使い方をしたいな、と思っていたときに目を引かれたのが、赤井理香さんの『最高の自分を引き寄せる! 幸運手帳術』(同文館出版)。

手帳は『自分が本当に望むことを引き寄せる』最高のツールとして、自分の魅力を120%引き出す方法や、ワンコインでのカスタマイズ法、手帳を活用して幸運の波にのる方法など、さまざまな「幸運手帳術」が紹介されています。

なかでも、私がさっそく試したいなと思ったメソッドが「先取り日記」です。

望む未来を引き寄せる手帳の書き方

「先取り日記」とは、スケジュールの予定を書き込んだら、その予定で起こってほしいことや、そのときの感情などを先取りして記入していくという幸運手帳術。じつはこれ、脳や潜在意識のしくみを応用したメソッドなのだそう。

週ページの下の余白に、その日の予定に合わせた「そうあってほしい状態・現実」を完了形で書く。これだけです。

(中略)

預言書のように、未来のことについて書きますが、あくまで「日記」なので、完了形で書きます。完了形で断言することで、潜在意識は「すでに起こったこと」「現実のこと」として認識し、思考に現実を合わせてくれるのです。

(『最高の自分を引き寄せる! 幸運手帳術』P209、P215より)

この方法を用いることで「こうなってほしいな」という結果が期待できるのだとか。たしかに、神社へのお参りも「〜になりますように」ではなく、「〜します」と宣言することで、願いが叶いやすくなる......と言われていますよね。

運まかせではなく、自分で「こうしたい!」と意識することでおのずと心構えや行動も変わってくるのかもしれません。

新しい手帳でも、いま使っている手帳でも。さっそく明日から取り入れたい、すてきな手帳術が満載の一冊です。

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