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「Beyond the reef(ビヨンドザリーフ)」のハイセンスなクラッチバッグが気になっています。「本当にいいモノを、必要な分だけ」と、受注生産で丁寧につくられている同ブランドのバック。しかも、社会貢献にもつながっていると聞いて興味が湧きました。ファッション誌のライターで、ブランドの代表兼デザイナーでもある楠佳英さんに、お話を伺いました。
編み物が社会とつながる方法に 注文受付中の「石巻復興支援コラボバッグ」18,144円(税込)
楠さんが「Beyond the reef」を立ち上げるきっかけとなったのは、義父を亡くし、毎日編み物をしながら家に閉じこもってしまった義母の姿だったそう。
お義母さんの好きな編み物で何かできないだろうか?と思ったんです。お義母さんの編み物に自身のアイデアを盛り込み、「Beyond the reef」を立ち上げました。
その後、多くの高齢者が持っている素晴らしい編み物技術を、若い世代につないで行きたいという想いが加わります。今では技術を持つ人たちを社会的にサポートするブランドに発展しました。編み物上手のおばあちゃん達は、バッグ制作に参加するとまるで女子高生のように元気になっていくそう。
おばあちゃんが若者に編み物を教え、若者がおばあちゃんの編んだバッグを「カワイイ」と言って買う。世代を超えた交流が生まれるし、ありがとうの連鎖が生まれます。
「これからも素敵なデザインを考案し続けたい」と話す楠さん。家族を想う気持ちからはじまったブランドの輪は広がり続けています。これからも Beyond the reefに注目です!
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2015/12/051136beyond_the_reef_1.html