あけましておめでとうございます。マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。

2016年、新しい年がいよいよやってきましたね。みなさんは今年1年を、どんな年にしたいでしょうか?

1年の始めといえば、目標設定です。目標設定をしてあげることで、本来、私たちの深層心理は上手に自分の願いを叶えていくことができるのですが、毎年目標設定しているのに叶わない......という方も少なくないのではないでしょうか。そこには共通のある原因があるのです。

今回は、2016年を人生史上最高の年にするために「必ず目標を達成させるための心理的な3つのコツ」をお伝えしていきたいと思います。

●「最高の自分にふさわしい現実」を引き寄せる

私たちはつい心のクセとして「どうせこんな私だし」「やっぱりまたダメだった」というように、ネガティブな方向に引っぱられてしまうことあります。

しかし、自分の悪いところや失敗したことに気をとられていると「ダメな私」「失敗する私」が当然になってしまい、その結果、その自己イメージが定着してしまうんです。「自分はこの程度」という低い評価があると、そこに釣り合う現実しか引き寄せられなくなってしまいます

このネガティブなスパイラルを防ぐためには、「最高の自分」をいつも認識し、その自分にふさわしい現実を常日頃から許すことが有効です。

例えば2015年、1年間頑張って働いた自分がいたとしたら、「1年間頑張った私はとても素晴らしい」「豊かさを手に入れる価値がある」というようにです。「それくらいは当然だし」ではなく、そこにある素晴らしい自分自身の価値を認め、常に最高の自分にふさわしい現実を引き寄せる許可を出していきましょう。

●完璧じゃなくても幸せになっていい

多くの人が持っている、願いの叶わない理由のひとつに「完璧主義」があります。完璧主義とは、完璧ではない自分に焦点を当て、そこで自分のことをマイナス査定してしまっている心の状態です。深層心理では、「私は自分のことを認められない、こんな完璧じゃない私は幸せにはならない」というように、自分に厳しく、自分から幸せを拒絶するパターンができてしまっているんですね。

こうしたパターンを覆すために有効な方法が、「ダメだと思っている自分も許していくこと」です。ときに悲しく誰かに頼りたいときは、「今は頑張れないから頼ってもいいよね」と弱い自分も許してあげる。できないことがあったとしても、「これは得意な人の助けを借りてみようかな」と自ら自分に助け船を出してあげる。

いつのまにか心は「完璧じゃなくても幸せになったり愛されたりしていいんだ」というように、幸せを許可できるようになります。

新しい心の循環でみるみる素晴らしく

そして最後に極めつけとなるのが、「自分の欲求を許す」というもの。じつは、幸せを引き寄せられない人の多くが、「無意識に最初から自分自身が幸せになることを諦めたり禁止をしている」という心理パターンを持っています。

例えば、いいなと思う人がいても「どうせ私には釣り合わない」と即座に否定したり、あんな職場に就職できたらなと思っていても「他にできる人がもっとたくさんいるし」と諦めてしまったり......。無意識に自分の願いや欲求を否定して、願いが叶う機会を遠ざけてしまっているんですね。

もし今、少し無理めだなと思う目標があったとしても、「それを願っていていいし、思っていていいし、そして叶っていいんだ」と認めてあげてみてください。

自分に願いがあることを認める。自分の価値を認める。完璧では無い自分も幸せになってよいと許可をしていく。新しい心の循環を作ることで、現実はみるみるうちに素晴らしい方向へと変わっていきます

2016年、新たな心の好循環を作り出し、「こんなに幸せになってよかったんだ」と思えるような素晴らしい1年を引き寄せてくださいね。

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