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オフィスでの座りっぱなしが健康に害をなすことは、しばらく前からよく取り沙汰されています。
私も以前こちらの記事で調べたことがありますが、座りっぱなしの害を避けるため、「Google」など企業によっては、スタンディングデスクを導入するところもあるようです。
スタンディングは身体にも脳にもいい
それに加えて、アメリカ・テキサスで最近発表された研究によれば、立ち姿勢は、身体の健康だけでなく、脳の健康にも好影響をもたらすことがわかりました。
研究者たちは、14、5歳の中学生34人を対象に、従来の机と椅子の使用か、スタンディングデスクの使用かを選ばせました。(中略)28週間スタンディングデスクを使用したグループには、認知能力と記憶力の目覚ましい改善が観察されました。
(Le Parisienより翻訳引用)
28週間立った姿勢で勉強をしたグループは、記憶力や情報の再利用能力が高まり、とくに数学の方程式を解く際に、その能力アップがよく見て取れたそうです。
研究者たちも認めているように、もちろん、年齢層や人数、観察期間を広げてのさらなる研究が必要でしょうが、これはなかなかの朗報に思えます。
なんといっても、立ち姿勢というシンプルな変化だけで能力改善が望めるわけですから、家庭内の学習に取り入れるのもいたって簡単です。
たとえば、台所の調理台や、アイロン台のような、普通の机よりも少し高めの場所に分厚い電話帳や辞書を載せれば、即席スタンディングデスクの出来上がり。
見た目はいまひとつですが、とりあえずその高さで試してみて、抵抗がないようなら、専用のスタンディングデスクの購入を考えてもいいかもしれません。
今年の目標に、語学力アップや資格取得を考えている人は、試す価値があるように思います。
image via Shutterstock
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2016/01/052107standing.html