「コンビニで募金したりすること以外に自分のペースで続けられる支援の方法はないだろか?」
という想いから始め、今でもひっそりと続けていることがあります。それは、衣類の寄付です。
一般社団法人 日本リ・ファッション協会で夏物、冬物の衣類(未使用品、中古の場合は清潔な美品)の寄付を受け付けているということを知りました。
でも、ただ段ボールに服をつめて送るだけでは......ということで、私なりに(本当にささやかながら)心を込めています。
服の選びかた
衣類を選ぶときは、「友だちにあげても恥ずかしくないか?」を基準に選んでいます。クリーニングに出した状態であればベストですがそうでないアイテムは香りのいい柔軟剤で洗濯をしてからキレイに畳みます。(香りにも好き嫌いがあると思うので、ほんのり香る程度に......)
梱包は受け取る人にわかるように
荷物を受け取った人が分けやすいように、段ボールには「女性用衣類/20代向け/中古」など、大きめの字で書きます。中身が分かるほうが受取る方にも安心感があると思います。
被災地で本当に求められているもの
協会では、衣類のほかにも、常温保存のできる食品全般、レトルト食品、缶詰、お菓子(賞味期限が3か月以上先のもの)未使用の歯みがき粉、シャンプーなど、さまざまな生活用品を募集しています。
なお代表理事・鈴木純子さんによると
「被災地で求められているものはその季節にあったもの、そして消耗品です。衣替えのタイミングで、季節が終わったばかりのものをお送りいただいても、倉庫のスペースを圧迫してしまったり、すぐにお届けできず、たたみじわができてしまったりと、あまりよいことはありません。すぐに役に立つものをタイムリーにお届けしたいので、なるべく季節に合ったものを早めにお送りいただけるとありがたいです。そして、下着、おむつ、生理用品、洗剤などの消耗品は、とくにニーズが高いです」
とのこと。家のなかに眠っているアイテムが、誰かの役に立つかも。そう信じて、これからも自分なりのペースで続けていこうと思います。