チョコレートの抗議運動から生まれたチョコ
最近食べたなかでおすすめなのが、2月13日に南青山にオープンしたデンマークのブランド「Summerbird Organic(サマーバード オーガニック)」のチョコレート。
1986年、創業者でありショコラティエでもあるミカエル・グロンルッケ氏が、人工の甘味料や素材であふれかえる当時のチョコレート業界に失望して立ちあげたチョコレートブランドです。
「自然からインスピレーションを」というコンセプトのもと、グロンルッケ氏が世界中を旅しながら最もおいしいと感じた原材料を専門の農家から取り寄せているとあって、その品質は、デンマーク政府より100%オーガニックの認定を受けているほど。チョコレートのトレンドである"ビーン トゥ バー"商品を消費者に届けています。
立ち上げ当初の我々の使命はこの素晴らしい製品に品位を取り戻す事。菓子と一緒の棚に並べられたチョコレートはすべて外し、シャンパンや黒トリュフ、牡蠣といった高級食材の隣に並ばせる事。
(「Summerbird Organic」HPより引用)
100%自然の原材料
南青山に誕生したショップではチョコレート商品を購入できるだけではなく、チョコレートラボやカフェも併設され100%オーガニックのメニューを味わうことができます。なかでもおすすめなのが、200年以上前に誕生して以来デンマークを代表する伝統的なスイーツとして知られる「クリーム キス」。
「Summerbird Organic」バージョンの「クリーム キス」はアーモンドペーストをベースに、口当たりがよくやわらかいマシュマロのようなメレンゲクリームを繊細なチョコレートで薄くコーティング。どの材料ももちろん100%オーガニックです。
ブティックでは、「クリーム キス」のクラシック、アンバー、ホワイトという3種のフレーバーを通年展開し、シーズンごとに限定フレーバーを発表する予定になっているので、手みやげにもぴったり。
一度食べだしたら止まらないおいしさ
商品のなかでもお気に入りは、スペインのオーガニックアーモンドを使用した「マンドラー・ポーサー」。どれも味がしっかりしているのに重くなく、アーモンドも香ばしくてチョコレートの味を邪魔しないので一度食べだすと止まらない!
またマダガスカル 71%、プラリネココアといったほかに、リコリス、ラズベリーレッドといったヨーロッパを感じる計8種類のフレーバーがラインナップされています。
チョコレートを食べるのに罪悪感を持つのはもう昔の話。これは試さないわけにはいきません。
「Summerbird Organic (サマーバード オーガニック)」
住所:〒107-0062 東京都港区南青山5-5-20
電話:03-6712-6220
営業時間:10:00〜20:00
不定休