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▼第534号
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2023/05/23
夏野剛メールマガジン 週刊『夏野総研』
vol.534
【広告屋のGoogleがピクセルで狙う広告以外の目的】
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《目次》
01.時事ネタキュレーション
02.先週の出来事
03.Reading the world
04.Q&A
05.Product Lab
06.Good Food Good Life
07.ビジネスモデル分析のバックナンバーをピックアップしてみた
08.編集後記
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
【01.時事ネタキュレーション】
日々のニュースも見方を変えればいろいろなことが見えてくる。当コーナーは未来を読むためのニュースを、私がキュレーターとなって解説していくものです。
……………………………………………………………………
【国内ニュース】
◆楽天のKDDIローミング強化で4Gは“非競争領域”に 各社の競争の舞台は5Gへ
https://bit.ly/3ogViDo
〈概要〉
楽天モバイルが新料金プラン「Rakuten最強プラン」を発表。6月1日から開始し、既存ユーザーにも自動で適用。プランでは、高速通信を制限なく利用可能で、auローミング提供期間も2026年9月まで延長。結果として、4G人口カバー率は99.9%となり、他キャリアと同等の業界最高水準に。
〈コメント〉
携帯電話会社はもはや土管と化している。各社のネットワークの差が縮まり、各社横並びで独自のサービスもない。端末もiPhoneなどでほぼ共通。
そんな土管化した携帯電話会社の競争は、料金値下げでしか消費者にメリットを提供できない。楽天の新プランも競争優位性を維持しようとする一環だ。
気になるのは携帯電話会社が行う本業以外のビジネスだ。シナジーがあるならともかく、ムダな事業への参入が目に余る。
その参入の原資に高い携帯電話料金から生まれる利益が使われていることは理解に苦しむ。
総務省は料金監督を強化して、消費者に対する還元を実現すべきではないか。
※この話題は、「07.ビジネスモデル分析のバックナンバー」コーナーでピックアップ
----------
◆TVer、広告200%成長 広告主が殺到する「4つの強み」
https://s.nikkei.com/41VYRfR
〈概要〉
TVerの2022年全体広告収入が前年比で200%以上増加。ユーザー数の伸び率とインターネット広告市場全体の伸び率を上回り、月間ユニークブラウザー数は21年の1600万から23年には2700万に増加。
〈コメント〉
TVerの場合、同じ「番組を見る」という体験であっても、テレビと違って受け身ではない。能動的に自ら見に行く。見たい人が見ているので、広告効果も高くなる。
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◆番組の「ワイプ」編集、AIで効率化 8時間作業→4時間に 中京テレビが採用
https://bit.ly/43fQFIh
〈概要〉
ユニゾンシステムズが中京テレビと共同開発した番組編集用アプリ「自動ワイプ編集FALCON」が放送業界の編集作業効率を改善。AIが顔認識を利用し、ワイプの編集を自動化。導入で編集作業時間を半分に短縮。6月より他社向け販売開始。
〈コメント〉
これは業界に革新をもたらすかも。
顔を自動追跡する技術を活用すれば、プロのカメラマンなしでも撮影ができるようになる。編集作業の効率化だけでなく、カメラマンの必要性も問われることになるな。
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2023/05/23
夏野剛メールマガジン 週刊『夏野総研』
vol.534
【広告屋のGoogleがピクセルで狙う広告以外の目的】
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《目次》
01.時事ネタキュレーション
02.先週の出来事
03.Reading the world
04.Q&A
05.Product Lab
06.Good Food Good Life
07.ビジネスモデル分析のバックナンバーをピックアップしてみた
08.編集後記
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
【01.時事ネタキュレーション】
日々のニュースも見方を変えればいろいろなことが見えてくる。当コーナーは未来を読むためのニュースを、私がキュレーターとなって解説していくものです。
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【国内ニュース】
◆楽天のKDDIローミング強化で4Gは“非競争領域”に 各社の競争の舞台は5Gへ
https://bit.ly/3ogViDo
〈概要〉
楽天モバイルが新料金プラン「Rakuten最強プラン」を発表。6月1日から開始し、既存ユーザーにも自動で適用。プランでは、高速通信を制限なく利用可能で、auローミング提供期間も2026年9月まで延長。結果として、4G人口カバー率は99.9%となり、他キャリアと同等の業界最高水準に。
〈コメント〉
携帯電話会社はもはや土管と化している。各社のネットワークの差が縮まり、各社横並びで独自のサービスもない。端末もiPhoneなどでほぼ共通。
そんな土管化した携帯電話会社の競争は、料金値下げでしか消費者にメリットを提供できない。楽天の新プランも競争優位性を維持しようとする一環だ。
気になるのは携帯電話会社が行う本業以外のビジネスだ。シナジーがあるならともかく、ムダな事業への参入が目に余る。
その参入の原資に高い携帯電話料金から生まれる利益が使われていることは理解に苦しむ。
総務省は料金監督を強化して、消費者に対する還元を実現すべきではないか。
※この話題は、「07.ビジネスモデル分析のバックナンバー」コーナーでピックアップ
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◆TVer、広告200%成長 広告主が殺到する「4つの強み」
https://s.nikkei.com/41VYRfR
〈概要〉
TVerの2022年全体広告収入が前年比で200%以上増加。ユーザー数の伸び率とインターネット広告市場全体の伸び率を上回り、月間ユニークブラウザー数は21年の1600万から23年には2700万に増加。
〈コメント〉
TVerの場合、同じ「番組を見る」という体験であっても、テレビと違って受け身ではない。能動的に自ら見に行く。見たい人が見ているので、広告効果も高くなる。
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◆番組の「ワイプ」編集、AIで効率化 8時間作業→4時間に 中京テレビが採用
https://bit.ly/43fQFIh
〈概要〉
ユニゾンシステムズが中京テレビと共同開発した番組編集用アプリ「自動ワイプ編集FALCON」が放送業界の編集作業効率を改善。AIが顔認識を利用し、ワイプの編集を自動化。導入で編集作業時間を半分に短縮。6月より他社向け販売開始。
〈コメント〉
これは業界に革新をもたらすかも。
顔を自動追跡する技術を活用すれば、プロのカメラマンなしでも撮影ができるようになる。編集作業の効率化だけでなく、カメラマンの必要性も問われることになるな。
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