日時・場所・出席者
日時 :2021年10月15日(金) 13:00 - 14:00場所 :参議院議員会館 102会議室
出席者 :立花孝志 党首
浜田聡 参議院議員
大橋昌信 副党首
議事
議題
1:立花孝志 党首の報告
1−1 第49回衆議院議員総選挙
1−1−1 選挙に向けて
1−1−2 テレビ出演
1−1−3 政策
2:浜田聡 参議院議員の報告
2−1 臨時国会
2−2 質問主意書
2−3 衆院選に向けて
3:質疑応答
割愛
議事内容
1:立花孝志党首の報告
毎週金曜日のNHK党定例記者会見は、どなたでも参加できます。 YouTubeなどの発信への使用も自由です。 参加希望の方は身分証明書を持ってお越しください。
1−1 第49回衆議院議員総選挙
1−1−1 選挙に向けて
事実上の選挙戦に突入しました。 昨日からテレビ局にも呼ばれていて、大変ありがたいです。 2年前の参議院選挙当時のことを思い出して下さい。 我々は国政政党ではなかったので、選挙前のテレビの露出はゼロ、『NHKから国民を守る党』という名前で紹介されることもなく、ただ『諸派』でした。 そんな中で2%を超える得票をいただいたのが、2年前の参議院選挙です。
当時YouTubeの再生回数が相当ありました。おそらく今の10倍以上でしたので、YouTubeでお金を集め、人を集め、人気と票を集めて当選させていただいた、というのが2年前でした。
今回の衆議院選挙では2%取れれば正直ラッキー、というかなり低い目標を掲げていますが、まだ弁護士法72条違反の裁判の判決が1件も出ていないので、焦る必要はないだろうと思っています。来年の参議院選挙で再び2%以上とって、全国比例で議席を取ることを、より具体的な目標と考えており、むしろ今回の選挙の目的は、国民の皆さんに、NHKのやっていることが弁護士法72条違反なのか、ということを知っていただきたい、判断していただきたいということです。
そんな中で候補者が30人も集まったことは、すごい人数が集まってくれたと言えます。しかも党で出す供託金は、総額の半分以下の5400万円で、立候補者の半数以上が自分で供託金を出しています。
政治というのは点でするものではありません。線で行うものです。継続していくこと、一つ一つの選挙をおこなうたびに確実に支持をあげいくことが重要です。 もちろん任期中にやったことの成果が選挙で評価されます。 我々がこの2年2ヶ月やってきたことで、NHKの集金人の悪質な訪問がびっくりするほど減っています。訪問が減っているからこそ、我々のYouTubeの再生回数も減っているし、コールセンターに寄せられる相談電話も2年前の半分以下に減っています。 NHKの会長も交代しました。 2年前は上田良一氏、現在は前田晃伸氏です。
前田さんの会見で印象的だったのは、74才の会長は、就任するまでNHKの営業活動にこんなに苦情が多いことを知らなかったそうです。70才を過ぎて初めて、NHKの営業がむちゃくちゃしていることを知ったということで、就任1年後の昨年12月に、営業活動を抜本的に見直すと発言されました。総理大臣がやると言ってもなかなか物事が進まない国ですから、NHK会長がやると言ったからといって、必ずしも実現されるかどうかまでは確約できませんので、見守っていく必要はありますが、我々は相当実績をあげていると言えます。
NHKの受信料収入が昨年220億円減ったそうです。今年ももっと、あるいは昨年並み程度には減収が見込まれますので、年間2億円弱という我が党への政党助成金は、かなり有効に使わせていただいていると自負しています。
この辺をしっかり今回の選挙で訴えて行きたいです。
1−1−2 テレビ出演
正直、昨日のテレビ出演まではあまり手応えはなかったのですが、テレビに出て訴えることの大きさを痛感しています。テレビを見たという人からの声もいただきましたし、何よりも、テレビに出てそれがネットに出る、ということがポイントだと思います。
その場に岸田総理もいらしたテレビ番組を生で見た人はそれほど多くないでしょうが、昨日の討論の中で僕や山本太郎さんがネット上で差別を受けているとか、面白い発言をしたとかいうことで話題になって、それがそれぞれ、TBSやテレ朝の動画サイトに飛んでいくという意味でも、テレビでの討論は有効で宣伝効果が高いと言えます。
討論に参加していて、他の8人の政党代表の話も直接スタジオで聞くことができましたが、我々の考え方は明らかに自民党・公明党に近いと痛感しています。 戦後の平和を保ってこられたのは、自民党政権のおかげだと思います。自民党がほとんどの期間政権を握り、最近では公明党も加わって平和と安心・安全が保たれてきました。 4年前の選挙の時というのは、北朝鮮のミサイルの脅威と核の脅威をかなり多くの国民が感じていた時期です。思い出していただければ、4年前のゴールデンウィークには、核実験がガンガン行われていました。ミサイルが日本国土に着弾するのかというくらい、日頃政治に関心のない人たちまでが不安と恐怖に怯えたのが4年前でした。 結果として我々の国に対して武力行使がなかったということからしても、この4年間自公政権でよかったといえるでしょう。
ただ、それだったら自民党・公明党に全て任せておけということになります。
しかし我々は近いというだけで、NHK問題は少なくとも、我が党以外与野党のどの党も、相変わらず全く問題にしていません。我々ワン・イシューで当選した国政政党が訴えているのに、他党が一切これに触れないということにびっくりし、また恐ろしさを感じています。
年間25,000円の受信料というのは、年収400万円程度で家族が2人くらいいるサラリーマンの年間の所得税額くらいでしょう。家計費に大きく影響する金額だと思います。 れいわ新選組さんも、ポスターを見ると、水道料無料・電話代無料・ガス代無料は謳っていても、NHKの受信料については書いてありません。公共料金について、お金のない人は無料にしますとか書いてあるのですが、受信料については触れていません。 あのれいわ新選組ですら、NHKの受信料問題については触れないのか、相当闇が深いんだなと思いながら、党首討論に参加しています。 今日も日本テレビに行きます。
いずれにしろ今の論戦を見ていると、自公政権はこれからも続くでしょう。 昨日松井代表が自公とは連携しないと明言していらして驚きましたが、その後の言葉で、共産党と立憲民主党の協力をやたら批判しておられました。 もしかしたら質問の真意を誤解されたのかもしれません。 昨日の元NHKの大越キャスターの質問は「自民党・公明党との連携は考えていらっしゃいますか?」でした。 「連立政権に参加しませんか?」という質問に「参加しません。」と明言して、その後、立憲民主党と共産党の選挙協力を批判しておられましたので、質問の真意を誤解されたのかもしれません。
我々とすれば、NHKのスクランブル放送をやってもらえるのなら、自公政権に入れて頂ければベストかなと思っていますが、自民党も公明党もNHK問題については何もおっしゃっていません。 高市早苗さんは総裁選の時に触れておられましたし、自民党の中にもNHK問題について考えてくれている人たちが多いということはわかってきていますので、他の選挙でうまく連携できるくらいの力を我々に与えて頂ければベストかな、と思っています。
1−1−3 政策
そんな中で昨日『10年後の日本』ということを聞かれたので、外交防衛、特に防衛力については、敵基地攻撃能力までは専守防衛のうちに入る、敵の基地を攻撃する武力は侵略ではなく専守防衛の範疇に入るだろう、という見解を述べさせていただきました。 憲法9条、特に2項については、有名無実、完全に憲法を無視している状態だと思います。無視しているというか、幸福追求権を優先しているので、自衛隊が存在しているのだと思います。 憲法9条を守る云々という話をするよりも、そもそも憲法9条というのは、国民の生命財産を守るということを目的としています。 中国の脅威が間近に迫っているというのが現実であり、未だにミサイルの発射実験を繰り返す北朝鮮からの核攻撃というのも現実的な脅威ですから、自分の国は自分で守るという思いをしっかりと前面に打ち出して、他党との違いを訴えていきたいです。 立候補する人、特に中島やすはる氏 (四国ブロック) や、YouTubeチャンネル『アシタノワダイ』の山田いずみ氏 (東海ブロック) など、そういう発想の方々が自然と我が党に集まっていますので、敵基地攻撃能力までは専守防衛にあたる、そういった自衛力を保持することは憲法違反ではなくむしろ必要であるという、強い国防に対する主張をさせていただいたということです。
▼関連リンク
https://www.youtube.com/watch?v=k0TFNU7gxWA&t=66s
専守防衛に敵基地攻撃能力の保有は含まれる。憲法9条より国民の生命と財産を守る事の方が大切です。これがNHK党の考えです。
https://www.youtube.com/watch?v=P-HOqIg5_YE
NHK党の【外交・防衛・経済】政策について2-1
https://www.youtube.com/watch?v=eqrR3HV8VRk
NHK党の【外交・防衛・経済】政策について2-2
2:浜田聡 参議院議員の報告
2−1 臨時国会
昨日衆議院が解散されて、参議院も閉じているという状況です。
10/4に招集されて10/14までの11日間の会期が昨日で終わりました。 所信表明演説とそれに対する各党の質問などがありました。 NHKについて触れられなかったのは、予想されたことながら、少し失望もありました。 今後我が党の存在感を高め、国会の本会議でもNHKのことが取り上げられるようになっていきたいと思っています。
各報道機関でもツッコミが入っていますが、個人的にも印象的だったのは、総裁選で所得倍増計画を謳っていた岸田新総理が、所信表明演説ではこの件に全く触れられなかったことです。
2−2 質問主意書
議員は誰でも分野の制限なく質問主意書で質問ができます。 この臨時国会の会期中には13通の質問主意書を提出しましたが、私自身が起草したものはなく、党関係者や一般の方からいただいたものを、質問主意書として提出しました。13通のうち6通が一般の方から提案いただいたもの、残る7通が党関係者からでした。
会期中も、NHKや総務省とのやりとりをしていますので、その内容を踏まえた質問主意書を出せればよかったな、というのが今回の反省点です。 党関係者にも今後その点協力してもらえるように要請しようと思います。
2−3 衆院選に向けて
10/19 (火) の公示日、NHK前の第一声は欠席します。 同じ時間に厚生労働省の遺骨引渡式があり、各政党から国会議員1人が参加してくださいとの要請が来ており、そちらに参加します。
式が終わりましたら、現地の千鳥ヶ淵戦没者墓苑で第一声のLIVE配信をしようと考えています。 衆院選の政見放送作りで、立花党首、大橋副党首と私が1ブロックづつ担当します。 私は近畿ブロック担当で、書類も無事届きましたので、現在原稿作成中、10/18(月)に収録に行ってきます。 『NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で』という党名に沿った形で、色々訴えてこようかなと思っています。
▼関連リンク
https://www.youtube.com/watch?v=3YVNDOAAPjw
衆議院が解散されました いよいよ衆議院議員総選挙です NHK党の公約などお伝えさせていただきます
3:質疑応答
参加者の方々との質疑応答は本議事録には収載しておりません。
質疑応答を含めた本日の会見全体を以下のYoutube動画でご覧いただけます。https://www.youtube.com/watch?v=ZROO8rqnLuQ&t=188s
【10月15日午後1時〜】定例記者会見ライブ放送
▼ 議事録要約担当
YokoYoshida @NHK党コールセンター
edited & supervised by N.Kawaguchi