-
東浩紀『ゲンロン0』読書メモ
2017-04-14 20:33第1部第1章近代の大衆観光こそが観光
グローバリズムでフラット化した世界への既存左翼とは違う視点
ふわふわとして不必要性こそが観光客の限界であり、可能性でもある
「真面目」と「不真面目」の境界を越えたところに新たな知的言説を立ち上げる
すべての作品が二次創作をあらかじめ内面化している
すべての地域が観光客の視線をあらかじめ内面化してテーマパーク化している
他者の欲望を欲望することが全面化する社会に生きている
本質が非本質に本質的に依存してしまう
第2章
人間は人間が嫌いなのに、社会をつくる
公と私、全体主義と個人主義、政治と文学、真面目と不真面目を単純に切り分けようとするのが現代
世界は正しい→この苦しみにも意味がある
世界に正しさなどない→この苦しみに意味などない
→個人の信念にゆだねるしかない
観光は知識の拡張というより、想像力の拡張 世界には常に想像を超えた現実があるかもしれない
観
1 / 1