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【のりこえねっと通信0032号】6月4日21時より、右傾化する欧州とアンティファ 清義明×野間易通
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【のりこえねっと通信0032号】6月4日21時より、右傾化する欧州とアンティファ 清義明×野間易通

2014-06-03 16:03
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ■■■■■-ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク-
    ■■■■
    ■■■    のりこえねっと通信 0032号 2014年6月4日発行
    ■■
    ■                        ◆転送歓迎◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ★メールアドレスのご変更等は、info@norikoenet.org までご連絡下さい。
    ――――――――――――――――――――――――――――――――――

    賛同者の皆さま のりこえねっと通信をお読みの皆さま

    「本日のお題は~」、日曜日に新宿で行われたレイシスト(人種差別主義者)デモは主催者が冒頭こう言って集会を始めました。理由はつけていますが、ようするに聞くに堪えない差別発言=ヘイトスピーチができれば、どんなことでもこじつけて行うぞという宣言にすぎません。
    日曜日のヘイトデモは、こんなデモは聞かせられないという警察の判断か、人通りの少ない大通りでかつ短いコースをコースとして、30分で終了してしまいました。しかし、小学校低学年の女の子にヘイトプラカを持たせ、ベビーカーに3才くらいの子どもを炎天下に連れ歩いた参加者。娘を差別洗脳してどうするのでしょうか。児童虐待の一種ではないでしょうか。
    https://twitter.com/ptangrock/status/473021163833024513/photo/1

    〈今号の目次〉
    1.6月4日 のりこえねっとTVのお知らせ
    2.5月28日放映ののりこえねっとTV報告
    3.のりこえブックス発刊
      「ヘイトスピーチってなに? レイシズムってどんなこと? 」
    4.「のりこえシンポ 2014.6.11」開催のお知らせ
    5.今後の反レイシズム情報
    6.新聞・雑誌記事・Webより
    7.編集後記


    ●1.6月4日のりこえねっとTVのお知らせ

    ★のりこえねっとTVは
    毎週水曜日21時から生放送です!!ぜひご覧下さい。

    タイトル:右傾化する欧州とアンティファ 清義明×野間易通

    本日4日午後9時から放送です(4月より1時間繰り上がりました)

    ◎放送日時 6/4(水) 21:00-22:00
    ◎ニコニコ生放送入口URL http://live.nicovideo.jp/watch/lv181578935

    欧州議会選挙に見られる、欧州の極右勢力の伸張。
    折しもサッカーW杯ブラジル大会が始まり、
    またナショナリズムが燃え盛っていく。
    この世界的な流れについて、
    じっくり話をうかがいます。

    <出演者>
    清義明(せい・よしあき)
    ㈱オン・ザ・コーナー 代表取締役
    ヨコハマ・フットボール映画祭代表
    1967年神奈川県生まれ。中央大学文学部卒。
    株式会社ナムコにて
    事業戦略やエンタメ企画を担当後にWEB業界へ。
    多数のスポーツサイトの事業プロデュースを手がける。
    座右の銘は「あちらこちら命がけ」(坂口安吾)
    著書『サッカーと愛国』8月発売予定。

    ツイッター
    https://twitter.com/masterlow

    Facebook
    https://www.facebook.com/yoshiaki.sei

    ブログ:FOOTBALL IS THE WEAPON OF THE FUTURE
    http://masterlow.net/

    野間易通(のま・やすみち)
    1966年、兵庫県芦屋市生まれ。大阪外国語大学
    (現・大阪大学外国語学部)卒業後、音楽雑誌編集部を経て
    フリーの編集者となる。2013年1月、「レイシストをしばき隊」
    (現・C.R.A.C.)を結成。新大久保などで行われていた
    排外デモへのカウンター行動の一翼を担う。
    著書に
    『金曜官邸前抗議』『「在日特権」の虚構』(河出書房新社)
    などがある。

    C.R.A.C.
    http://cracjpn.tumblr.com/

    ツイッター
    https://twitter.com/kdxn
     

    ◆視聴方法についてあらためて記載します。
    【視聴方法】
     ▼初回にニコニコ動画に会員登録が必要です。(一般会員は無料です)
      http://www.nicovideo.jp/

     ▼メールアドレスとニックネーム、性別、年齢等のプロフィール、
      パスワードを登録してください。
     ▼そして、以下にアクセスするとのりこえねっとTVをご覧いただけます。
      http://ch.nicovideo.jp/norikoenet-tv

    ※ブロードバンドのインターネット環境、もしくはLTE通信環境のスマート
    フォンなどからもご覧頂けます。あらかじめタイムシフト予約をしていると
    放映後1週間以内はいつでも見ることができます。


    ◆皆さまへのお願い

    現在、のりこえねっとTVはニコニコ生放送( http://live.nicovideo.jp/)
    のトップページ番組表に掲載されておりません。
    Twitter、公式サイトにて告知しておりますが、ニコ生のトップページ番組
    表に掲載されると目に留まりやすく、さらに視聴者が増えると思われます。

    番組表に掲載されるためには、【タイムシフト予約】の人数が100名を
    超えなければなりません。ぜひ、みなさまのご協力が必要です。
    拡散・周知も続けて頂けますよう何卒お願い致します。


    ●2.のりこえねっとTV報告

    ◆5月28日放送

    ◎『嫌中・嫌韓ブームと週刊誌 神田憲行×安田浩一』

    週刊誌で最近なぜ嫌中、嫌韓の記事が増えてしまったのか?
    本日はその経緯や流れを伺いたく神田憲行氏を招いてのお話です。

    本日ののりこえニュース
    佐賀県鳥栖市で外国人留学生に卵を投げつける事件をピックアップし、
    安田氏「ヘイトクライムであり、現状の日本社会の気分が気になる」と言及。

    元週刊誌記者として考えること

    2001年に廃刊になった週刊宝石で同僚であった安田氏と神田氏。
    そもそも週刊誌とは?週刊誌の現状は?
    元週刊誌の記者ならではの最近の週刊誌の動向を語る。
    最近の週刊誌を構成している記事が、海外取材も含め「つきぬけ方」
    が足らない、遊び心が足りず、作り方が安直であり生真面目な堅い記事が多いと、だからこそ、反中・嫌韓の記事が増えているとのではないか。
    安田氏曰く「基本、週刊誌の姿勢は、逆針でゲリラジャーナリズムにあった」
    神田氏も、「週刊誌は、常に新聞やテレビなどの大メディアに石を投げる、
    読者の空気、本音をすくい取るような存在」だった


    最近の週刊誌をみて感じている生真面目さとは?

    週刊誌が新聞と競って、大メディア化している。
    昔は、記事をつくることにも自由な空気があり、編集者とライターでページができていたのが、最近は
    硬い、遊びがなくなっているものづくりとなっている。

    週刊誌の嫌韓・嫌中記事はどう思うか?

    かなり最近、週刊誌では定番になっている。どういう仕組みなのか?と
    神田氏は周りで嫌韓・嫌中記事を作成している編集者にきいてみたところ、
    売れるためにやっているのか?という質問に
    「売れることが最大の理由ではあるが、韓国政府や中国政府に対し、読者が確実にもやもや感を持ち、領土問題などと結びつけている。韓国や中国をただ単に叩いているわけではなく、社会の心理を映して、また空気を読んで記事が出来上がっているとのことであった。

    一方、嫌韓・嫌中記事をつくっていない週刊誌の記者から取材したコメントは
    「現在、たしかに求めている読者が多いのは事実であることは否定しないが、競合他社がこぞって同じ記事を作成していることは異常なことである。」と。
    嫌気がさしている記者も多いが、ほんとうに嫌韓を信じて作成している記者もいるが商いの論理が大いに作用している。

    ニュースより、批判が先行している嫌韓・嫌中記事

    週刊誌は先鋭化しているが、違和感を覚えるのが週刊誌の柱になっていること。
    書き方の背景にある悪意、社会の空気を読んだから売れるということは、あえてメディアが需要を喚起しているきらいがある。相互補完で空気が作り出されている感じがある。

    嫌韓、反中の記事は取材していない!?取材力が低下している可能性

    いま、週刊誌はスクープがいらない?企画記事がメインとなっている。事件記事とかは金がかかる上であまり読まれない。
    昔と違って低コスト化が図られ、嫌韓・嫌中記事はもっともらしく語ってくれる識者ありきで書かれるからそれほどお金がかからない。
    嫌韓・反中で爆発的に増えているわけではないが、購読者数が明らかに低下している中でつなぎになっている。
    嫌韓・反中の記事が増えれば本来の週刊誌の役割がなくなってします危機感
    やりかたにも問題があり、政府批判の記事がいずれは民族性を批判していく後味がわるい記事となっている。

    週刊誌が足並み揃えるということはやはりおかしい。

    週刊誌記者としては、やはり対新聞、対大メディアを意識してきた、3流週刊誌だったからこそ、3流の心意気、意気込みがあった。
    セックスや劣情的な記事が多いのが週刊誌なのに、権威的な物言いが多い週刊誌が増えている。週刊誌にのっていることで権威付けされヘイトスピーチも助長されているのも事実である。週刊誌はマスコミではなくミニコミであるべきかもしれない。

    ネットでニュースが切り売りされている嫌韓・反中について

    やはりネットメディアで嫌韓・反中だとクリック数が断然と違うとのことで、否定がしづらい。そして、相互補完していくことで扇動されていく嫌韓・反中によって、何が危惧されていくかというと政府への批判だけではなく、そこに住む人々、そしてでは、なぜ嫌韓・反中記事をなくせとは言わないのか?
    安田氏「事実は事実としてニュースとしてあってもいいが、現在の週刊誌は明らかに知っててやっていて扇動している。やはり、社会やメディアの底流に在日批判を感じるし、助長している。自分はやりたくない」


    ●3.「のりこえシンポ 2014.6.11」開催のお知らせ

    いよいよ来週の開催になってきました。
    「のりこえねっと」では、2013年度を振り返り、みなさまから寄せられ
    たご支援とご理解への感謝、そして今後の活動の発展、引き続きのご支援と
    ご理解のお願いをこめて「のりこえシンポジウム」を開催します。
    多くのみなさんの参加を心からお待ちしております。
    http://www.norikoenet.org/symposium.html

    ――――――――――――――――――――――――――――――――――
    それは、アメーバーのように広がった反レイシズムの嵐だ。
    思想を超え、組織を超え、民族を超え、性差を超え、年齢を超え、国境を超
    えて一緒に生きたいという行動が、ここにある。
    私たちは、いま、ここに生きている。ここで、生きていく。
    のりこえねっといまここで。
    ――――――――――――――――――――――――――――――――――

    ■日時:2014年6月11日(水曜日)18:20~21:00
    ■場所:明治大学リバティタワー1096号室 9階
    http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
    (JR中央線・総武線、地下鉄丸ノ内線 御茶ノ水駅徒歩3分)
    (地下鉄千代田線 新御茶ノ水駅 徒歩5分)
    ■内容:
    第1部 私たちの取り組み及びレイシズムと闘う団体の活動報告     
        C.R.A.C・男組・女組・差別反対東京アクション 他

    第2部 シンポジウム
    「ヘイトスピーチってなに? レイシズムってどんなこと?」 
    パネラー:石坂 啓(まんが家)
         寺脇 研
    (元文部省官僚 京都造形芸術大学教授 コリア国際学園理事)
         八木啓代(ラテン歌手、作家、エッセイスト、ジャーナリスト)
    司会  :辛 淑玉(のりこえねっと共同代表)

    ■参加費:500円
    ※のりこえブックス「ヘイトスピーチってなに?レイシズムってどんなこと?」の付いた協力券もございます。)

     
    ●4.のりこえブックス発刊
      「ヘイトスピーチってなに? レイシズムってどんなこと? 」
      (のりこえねっと編 七つ森書館)刊行

    ★http://www.norikoenet.org/norikoe_books.html
    ★http://p.tl/13T2
          ⇒(Amazon.co.jp)

     のりこえねっとの紹介や共同代表からのメッセージ、ヘイトスピーチを引
    き起こす心理分析、海外の事例など、「ヘイトスピーチってなに?」という
    方に、まず読んでいただきたい本です。

    定価:1,600円+税 全国書店でお求めいただけます。

    (目次)
    はじめに ──辛淑玉(のりこえねっと共同代表)
     1 ヘイトスピーチ NO !
       東アジア大事にしないと、日本は歴史から遅れる(石井ポンペ)
       もっと寛容な社会を!(宇都宮健児)
       理不尽な要求(河野義行)
       在特会──ヘイトスピーチを繰り返す自信なき「排外主義」集団 
       (佐高信)
       愛国者への疑惑(鈴木邦男)   根はもっと深いところにある
       (田中宏)
       差別を消費する日本人(田中優子)
       自分が発した言葉は自分に返る(知花一昌)
       人間らしく「ともに生きる」社会(西田一美)
       協力しあって発展していくこと(村山富市)
       いまだかつてない日本の危機(和田春樹)
       違いを乗り越えていく社会へ(松岡徹)
       問題を真正面から捉える(若森資朗)

     2 のりこえネットTV開設記念トーク
       大爆笑女語り!! ヘイトを斬る!
         上野 千鶴子・辛淑玉・北原 みのり

     3 ヘイトスピーチとレイシズム
      【海外の事例を中心に】表現の自由を守るためにどうすればよいか
      (前田朗)
      【日本の事例を中心に】ネトウヨ・ヘイトスピーチ・レイシズム
      (中沢けい)
      【心理学の立場から】ヘイトスピーチに必要な「ケアの視点」
      (香山リカ)

    ●5.今後の反レイシズム情報
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    ★公式サイト 学習会カレンダーにも順次掲載致します!
    http://www.norikoenet.org/workshop.html#callendar
    ★集会・デモ・カウンター・セミナーなどのお知らせを掲載します。
     日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを400文字
     掲載希望の方はメールでお送り下さい。件名に「のりこえねっと通信掲載希望」と明記して下さい。
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    1)在日韓人歴史資料館土曜セミナー第73回
    「解放」直後における在日朝鮮人の濁酒闘争 -取締り決定過程を中心に-

    日  時 :  6月 7日(土) 14:00~16:00
    講 師 : 李杏理(リ・ヘンリ、一橋大学大学院博士課程)
    会場:在日韓人歴史資料館セミナー室(東京メトロ南北線・麻布十番駅徒歩8分)
    参加費:1,000円/  事前に申込みが必要です。
    お問い合わせ・申込先:在日韓人歴史資料館 TEL 03-3457-1088

    2)移住労働者と連帯する全国ワークショップ仙台2014

    日時;6月7日13:00開会~6月8日(日)
    会場:・仙台市茂庭荘
    内容:7日オリエンテーション、特別報告『被災地の移住者たち』分科会
     8日移民政策への提言、今後の課題
    参加費:会員12000円、非会員18000円(要事前申し込み)
    問合せ先;smj-office@migrants.jp

    3)「今だから聞きたい!日本軍『慰安婦』問題Ⅱ」 
    「慰安婦」バッシングを越えて 

    日  時 :  6月14日(土) 14:00~16:00
    講 師 : 金富子 (東京外国語大学教授)
    会場:在日韓人歴史資料館セミナー室(東京メトロ南北線・麻布十番駅徒歩8分)
    参加費:1,000円/  事前に申込みが必要です。
    お問い合わせ・申込先:在日韓人歴史資料館 TEL 03-3457-1088

    4)反差別パネル展 ヘイトスピーチ -闘う市民たち-

    ●ICU カルチュラルタイフーン
    国際基督教大学(東京都三鷹市大沢 3-10-2)
    日時:6月28日(土)29日(日)
    ●新宿区立区民ギャラリー
    (新宿区西新宿 2-11-4 新宿中央公園内エコギャラリー新宿 1 階)
    日時:7月26日(土)27日(日)
    ●企画:差別反対女組 協賛:差別反対東京アクション
    http://onnagumi.org/wp-content/uploads/2014/06/2bc1d5ea618dd4f3770a193a95946efc.pdf

    5)OSAKA AGAINIST RACISM 仲良くしようぜパレード2014
    ミドウスジ セレブレイト ダイバーシティ

    日時:7月20日(日)12時~
    集合場所: 中之島公園 阪神高速高架下広場
    (地下鉄堺筋線・京阪本線「北浜駅」より徒歩5分)



    ●6.新聞・雑誌記事・Webより

    1)のりこえねっとが初出版…対ヘイトスピーチ入門書
    民団新聞 5月28日
          
    共同代表が分担執筆
     「ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク」(略称のりこえねっと、辛淑玉共同代表)が同ネット初の書籍、『ヘイトスピーチってなに? レイシズムってどんなこと』を東京の七つ森書館から出版した。本書はヘイトスピーチ(憎悪表現)を考えるための入門書としての位置づけ。執筆には「のりこえねっと」の共同代表21人ほぼ全員が関わった。
     鈴木邦男さん(一水会顧問)は「日本を愛するから韓国・北朝鮮、中国は許せない」というヘイトスピーチ参加者を、「こんなものは愛国心でも何でもない。ただの排外主義だ」と断定した。
     前田朗さん(東京造形大学教授)は、ヘイトスピーチ批判派の中でも一部に「表現の自由だから法規制になじまない」との声が出ていることについて、「(一側面だけで全体像を見ていない)短絡的な理解」と批判。欧米では処罰があたりまえになっている現状を説明した。
     16日には辛共同代表と香山リカさん(精神科医)による出版記念トークイベントが、東京・渋谷区内の大手書店で開かれた。1600円+税。問い合わせは同書館(03・3818・9311)。

    http://www.mindan.org/shinbun/news_view.php?page=9&category=2&newsid=19004


    2)徳島・在特会乱入事件:被害受けた女性 いまだ恐怖、でも逃げぬ 
    あす控訴審判決傍聴
    毎日新聞 05月28日 大阪朝刊
     
     徳島市で4年前「在日特権を許さない市民の会」(在特会、本部・東京)の会員らが徳島県教職員組合事務所(県教組)に乱入した事件後、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された元県教組職員の女性(62)が取材に心境を語った。「言葉がこんなにも人を痛めつけると感じたのは初めて」。差別を扇動するヘイトスピーチ(憎悪表現)の街宣は今も続いており「私と同じ被害が今も続いているのが許せない」と憤る。
     女性は元社会科教師で、当時は県教組専従職員。威力業務妨害と建造物侵入の罪に問われた女の被告の控訴審判決(1審は罰金刑)が29日、高松高裁で開かれるのを前に毎日新聞の取材に応じた。
     
    http://mainichi.jp/area/news/20140528ddn012040022000c.html

    3)教組事務所業務妨害:高松高裁が控訴棄却、罰金30万円
    毎日新聞 5月29日

    「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の会員らによる徳島県教職員組合事務所への業務妨害事件で、威力業務妨害と建造物侵入の罪に問われた兵庫県川西市の無職、中曽千鶴子被告(52)の控訴審判決が29日、高松高裁であった。佐野哲生裁判長は、罰金30万円(求刑・同)の1審・徳島地裁判決を支持し、中曽被告の控訴を棄却した。
     判決によると、中曽被告は2010年4月14日午後1時15分ごろ、在特会の会員らと共謀して徳島市の県教組事務所に侵入し、110番通報していた職員の腕をつかんで電話を切らせるなど業務を妨げた。
     公判後、元県教組職員の被害者の女性(62)は「裁判で再び主張が認められ、悔しい思いが晴れた」と話した。【道下寛子】

    http://mainichi.jp/select/news/20140529k0000e040219000c.html

    4)日韓摩擦を超えて 神戸に交流カフェ 社団法人発足
    神戸新聞 5月28日

     日韓の摩擦やヘイトスピーチ(憎悪表現)問題などが社会に影を落とす中、在日コリアンの教育環境整備などに長年取り組んできた神戸市長田区の金信鏞さん(61)が、多民族の共生社会を促す一般社団法人「神戸コリア教育文化センター」を発足させた。手始めに手掛けるのは、在日コリアンや地域住民の交流拠点を目指すコミュニティーカフェ。29日、JR新長田駅南でオープンを迎える。
     「いろんな人が肩肘張らずにふれあえ、心が軽くなる空間にしたい」と金さん。スタッフ6人と、通常の喫茶・軽食メニューとコリア料理・伝統茶を用意している。営業時間午前8時~午後10時(29日は午前10時開店)。同センターTEL078・777・2232
    http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201405/0007001733.shtml


    5)法務省、Jリーグ人権研修に協力
    デイリースポーツ 5月29日
     
     法務省は29日、サッカーJリーグの各クラブが6月から導入する人権研修に、人権擁護委員や各地の法務局の人権担当職員を派遣すると発表した。J1浦和レッズのサポーターが差別的な横断幕を掲げた問題を受け、差別の撲滅を目指すJリーグ側が法務省に協力を求めていた。
     法務省の担当者は「東京五輪も控えており、外国人の人権問題を多くの人に考えてもらいたい。誰もが楽しく観戦できる環境づくりにつながれば」としている。
     法務省人権擁護局によると、浦和の問題後、Jリーグは同局の協力を得て人権研修用のプログラムを作成。全国の51クラブが約1時間の研修を行うことを決めた。

    http://www.daily.co.jp/newsflash/general/2014/05/29/0007004389.shtml


    6)在日朝鮮人・韓国人へのヘイトスピーチについて石原氏の見解
    Newsポストセブン 6月1日

     政府が年間20万人の外国人労働者の受け入れを検討し始めた。保守派には移民政策への反対論が多い。石原慎太郎氏はどう考えるか。

    ── 一部の日本人の排外主義は問題ではないか。在日朝鮮人・韓国人に対してヘイトスピーチを行なう者がいる。

    石原:在日朝鮮人・韓国人の問題は移民とは別の問題です。歴史的に複雑な要素があり、彼らが差別を受けたこともあったと思います。しかし、一方で朝鮮総連がさまざまな建物を「外交機関に準ずる機関」の関連施設であるとして固定資産税の減免措置を受けてきたことは事実です。

     中には到底外交とは関係ない建物も多くありました。これでは多くの真面目な納税者は納得できないでしょう。私は都知事時代にきちんと税金を納めないならば競売にかけると伝え、それを是正しました。

     また韓国側が事実に即した歴史教育を行なわなかったり、要人が日本人を挑発するような発言を繰り返したりすれば、当然、日本人はよくない感情を抱くでしょう。在日朝鮮人・韓国人に限らず、外国人はどうしても母国の評判を背負ってしまう。

     本格的な移民時代を迎えれば、その種の問題は顕在化するでしょう。例えばフィリピンから移民を受け入れて、フィリピンと日本の間で軋轢が生じた場合、フィリピン系移民への視線が厳しくなる事態が考えられます。しかしだからといって、私たちは彼らを責めてはいけない。彼らの心細さを理解し、受け入れる寛容が求められます。移民への教育だけでなく、我々受け入れる側の教育も必要です。

    http://www.news-postseven.com/archives/20140601_255509.html


    7)試合で差別的発言…J3金沢の選手を3試合出場停止に
    朝日新聞 5月30日

     Jリーグは30日、相手選手に差別的な発言をしたとして、J3金沢のDF保崎淳(すなお=27)を3試合の出場停止とする処分を発表した。金沢に対しては、選手への管理や指導が不十分だったとして譴責(けんせき)処分を下し、始末書の提出を求める。
    Jリーグ、選手や職員に人権研修
     Jリーグなどによると、発言があったのは24日のJ3町田戦。町田側からマッチコミッショナーに報告があり、問題が発覚した。発言を受けた選手や、発言の内容については「当事者への配慮」として明らかにしていない。
     Jリーグは、日本サッカー協会が定める懲罰規定にそって処分を検討。本来は最低5試合の出場停止、10万円以上の罰金にあたる事案だが、保崎が相手選手に直接謝罪したことなどを考慮して処分を軽くしたという。金沢の米沢寛社長は「絶対にあってはならないことであり、関係者のみなさまに深くおわびします。再発防止を徹底し、今まで以上のフェアプレーの精神で取り組んでまいります」とコメントした。

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140530-00000037-asahi-spo


    8)反極右 仏全土デモ 高校生がよびかけ 「歴史逆行させない」
    赤旗 5月31日
     
    【パリ=島崎桂】25日投票の欧州議会選挙で移民排斥を掲げる極右・国民戦線(FN)が第1党を獲得したフランスで29日、1人の高校生の呼び掛けに応じ、全国20以上の都市で学生中心の「反FNデモ」が実施されました。パリでは約8000人が参加。「人種差別の政治はいらない」と声をそろえ、極右の台頭に抗議しました。
     デモを主催した全国学生連合、独立民主高校生連盟など12団体は共同声明で、選挙結果は「民主主義の深刻な危機だ」と指摘。「若者は平等と連帯の価値観を持っている」と述べ「極右が私たちの代弁者になることを拒否する」と訴えました。
     パリのデモ出発地となったバスティーユ広場には「歴史に逆行するな」「欧州のみんな、(極右の台頭を許して)ごめんなさい」などと書かれたプラカードが林立。広場を埋め尽くす若者からは「私たちの街に極右はいらない。極右のための居場所はない」との唱和が起こりました。
      今回のデモには、大学生とともに多くの高校生も参加しました。
     パリのデモに参加した女子高校生(15)は「FNの描くフランスは、私たちのフランスとは全く違う。多くの人がFNに投票した中で、選挙権を持たない私たちにできる意思表示はデモだけです」と語りました。

    http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-05-31/2014053107_01_1.html


    9)川崎・福田市長
     「在日韓国・朝鮮人への嫌韓デモ、怒りを通り越し情けない。」 
     神奈川新聞 6月1日

    川崎市の福田紀彦市長は31日、市民から直接意見を聞く「区民車座集会」を幸区役所で開いた。
    同市内でも何度か行われている、在日コリアンへの差別的表現を連呼する「ヘイトスピーチ(憎悪発言)」への認識を問われ、福田市長は「聞くたびに怒りを通り越して情けないと思う。
    あらゆる差別をする心が起きないように子どもに教育するのが大切。しっかりと進めたい」と答えた。

    車座集会は市長が市長選で掲げた公約の一つで、ことし1月から毎月1回各区を巡回している。
    今回で5回目で、次回は29日に高津区で行われる。市ホームページなどで申し込める。

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140531-00083867-kana-l14


    10)免許証本籍に「北朝鮮」 「朝鮮籍」の在日コリアン
    東京新聞 6月2日 朝刊
     
     運転免許証で「朝鮮籍」の在日コリアンの本籍表示を「北朝鮮」と記したケースが、各地で見つかっている。朝鮮籍は植民地時代の朝鮮半島出身者に便宜的に付与された表記で、北朝鮮の国籍を意味しない。「なぜ北朝鮮と書かれるのか」という当事者の抗議の声を受け、各都道府県警は従来の「朝鮮」という表記に戻し始めているもようだ。
     在留外国人の場合、免許証のICチップに搭載された本人情報の本籍欄には、住民票記載の国籍などが表示される。これまで朝鮮籍の場合は「朝鮮」と記していた。
     ところが本紙が確認しただけでも東京都、千葉県、広島県で、免許取得や更新に伴い、「北朝鮮」と表示された人がいた。警視庁、千葉県警、広島県警は「警察庁の通達に基づき、昨年九月から朝鮮籍の表記を北朝鮮にする変更をした。ところが、抗議や要望があったため、現在は元に戻している」とする。
     取材に対し、警察庁は「道路交通法施行規則の改正に伴い、昨年八月に各都道府県警に運転免許事務システムの運用についての通達を出した」とした上で、「国籍等の名称について、外務省が使用している国名に合わせる改正を行うことにした」と文書で答えた。外務省が使用する国・地域の名称には、「朝鮮」は存在しない。
     ただ、全国の警察に対して、再び従来の「朝鮮」表記に改めるよう指示を出したのかどうかについては、回答しなかった。
     今春免許を取得した際、北朝鮮と本籍を表記された東京都内の男子学生(20)は「朝鮮籍は、北朝鮮の国民を意味するのではない。敗戦後、日本政府が外国人登録制度で分類に使ってきたもの。そのこと自体が植民地支配の結果という歴史的な経緯がある。それなのに国が自ら間違えるなんて」と話している。

    http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014060202000116.html
    ※同日付の「こちら特報部」により詳しい記事が掲載されています。
    在日コリアン免許証に「北朝鮮」記載 歴史的経緯への無理解を露呈2014年6月2日
     
     「朝鮮籍」の在日コリアンの運転免許証の本籍表示が突然、「北朝鮮」に変えられていた問題。運転免許事務のシステム変更が原因となっているようだが、背景には「朝鮮籍=北朝鮮の国籍」という誤解が横たわっている。朝鮮籍は旧植民地出身者に便宜的につけられた記号にすぎない。そうした繊細な歴史的経緯を官公庁でさえ、きちんと理解していない現状があらためて浮き彫りになった。 (後略)

    http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2014060202000150.html


    11)時流・底流:売れる「嫌韓嫌中」本 若手出版人が「この国考えて」
    毎日新聞 6月2日 東京朝刊
     
     韓国や中国を攻撃する出版物が売れている。書店の店頭には、両国の国名に「嫌」「呆」といった文字をかぶせた書籍や、刺激的な見出しの雑誌が並ぶ。こうした風潮に、河出書房新社(東京都渋谷区)の若手社員4人が問題提起を思い立った。「今、この国を考える??『嫌』でもなく『呆』でもなく」と題した選書フェアを企画したところ、19人の作家や評論家らが協力し、全国100店以上の書店が本を置くことになった。
     尖閣諸島など領土をめぐる緊張が起きた2010年ごろから、両国を批判する出版物が目立ち始めた。昨年末からは、安倍晋三首相の靖国神社参拝をめぐる両国の対応を非難したり、韓国の客船沈没事故の対応を冷ややかに語る雑誌記事が相次いで出ている。
     こうした中、河出書房新社の編集者の一人が今春、都内の有名書店の壁面に、太平洋戦争での日本を賛美する内容の書籍広告が掲げられたのを見てショックを受けた。「書店を非難できない。送り手が何とかしなければ」と周囲に呼びかけた。文学全集担当、書籍編集、営業といった普段は一緒に仕事をしていない20?30代の4人が集まった。アンチテーゼではなく「本の豊かさ、多様性、いろんな本の中から問題に気づいたり、考えたりするきっかけを届けよう」と話し合った。
    ◇100書店が参加
     5月中旬に全国の書店にファクスで案内状を送り、ツイッターで宣伝したところ、10日ほどで対象書籍を並べることを表明した書店が100店を突破した。ツイッターを見た人が書店に参加を促すこともあったという。担当者の一人は「ぜひ書店に足を運んで、ネットでは目に入らないような、いろんな本を見てほしい」と呼びかけている。
    ==============
     ◇協力した作家や評論家たち
    小熊英二、野間易通、北原みのり、朴順梨、小林美希、斎藤貴男、雨宮処凛、いとうせいこう、内田樹、岡田利規、斎藤美奈子、白井聡、想田和弘、中島京子、平野啓一郎、星野智幸、宮沢章夫、森達也、安田浩一(順不同、敬称略)

    http://mainichi.jp/shimen/news/m20140602ddm004070009000c.html


    ●7.ツイッターのフォローをお願いします!

    今年2月より、のりこえねっと公式Twitterを始めました。毎週ののりこえねっとTVやヘイトスピーチ・デモに対する抗議活動をリアルタイムで伝えたり、レイシズムやさまざまな社会現象に対して発言する皆さんのリツイートするなど、お知らせしてきました。おかげさまで800名近くの方にフォローを頂きありがとうございます。
    しかしまだまだ情報発信を広げて、多くの方に日本の人種差別状況を知っていただかなければなりません。ぜひのりこえねっとのTwitterをご覧いただくと同時に、アカウントをお持ちの方はフォロー頂きますようお願いします。

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    ●8.編集後記

    先日、在日の友人と久々に食事する機会がありました。80年代に指紋押捺拒否闘争を闘った彼は、ヘイトスピーチがまきおこる現状を見て、「こんな状況では日本から逃げ出したくなる」とめずらしく弱気な発言。「80年代にはこんな日本になるとは思わなかった。君たちが油断したのではないか」という発言にはぐさりときました。カウンターについて「自分があの場にいると平静でいられるか自信がない。俺の分までがんばってくれ」。法規制を一刻でも早く行うべきだとも言いましたが、法規制がない中で、ヘイトスピーチ・デモを無化させるには、現段階では現場でのカウンターしかありません。カウンターに参加できない多くの人々の想いを背負っていることを忘れずに、抗議の声を上げ続けていきたいと思います。

    (か)

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