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今年の1月に某ゴールドマンS社から出た「原油価格は20ドルまで下がる!」とのレポートから想定した通り、その後間もなく原油価格は20ドル台半ばで底を打ち、この数カ月で安値から倍近くにまで値を戻しました。
この件では2月4日のコラムに「怪しい、そろそろ原油価格は底値ではないか?」との意図でコラムを書きました(笑)
今世紀に入り、いよいよ儲け口が減ってきた巨大投資銀行は世間を騙すことによってしか利益を上げる方法が無くなってきたのでしょうか。酷いものです。
その某GS社が今度は5月18日付のレポートにて、原油の需給改善を示唆するとともに株式比率の引き下げ(現金比率の引き上げ)を言い出しています。つまり彼らは(価格が上がった)原油先物を売り、株式を買い始めたのかも知れません。注意しましょう。
注目の伊勢志摩サミットが始まりましたが、これから6月にはFRBの利上げ動向、英国EU離脱の可否を問う選挙、参院選挙前の政策待ち、日銀の決定会合など、かなりメジロ押しです。
ここ数日は指数は大きく動くものの連日の売買代金2兆円割れで方向感も出ず中身の無い相場が続いていますが、週明けからは動きが出てくる要素が増えます。最近活発になっているイベントドリブン型のファンドにおいても大事な稼ぎ時ですから我々も注意せねばいけません。
何せ今年は上にも下にもトレンドが出来る要素が見当たりませんから、株式投資をされる方は売りでも買いでも「行き過ぎた時に戻りに賭けてみる」くらいのゲーム感覚でご検討いただくべきと考えます。
「さあNISAだ!投信だ!」との金融機関と結託した官制の煽り記事に注意しつつ、日経新聞一面に「株式暴落!」の記事が出た時に財務や業績の良い企 業、割安となった株式をNISA口座で(予定通り)購入すれば良いだけです。将来の円安に賭けるなら倍率を抑えたFXや外貨建てMMFを利用すれば良いで す。
いよいよ預金金利の無い世界に入り、金を持て余す高齢者を狙った詐欺ビジネスが盛んになってきています。投資詐欺への注意は勿論の事、くれぐれも大手金融機関が勧めてくる「手数料のバカ高い」投資信託や保険などの餌食になってはいけません。
そしてまた世の中には(合法的とは言え)もっと恐ろしい金融取引を勧めてくる業者も多々あります。それこそ短期の儲け話に乗ったら最後、資産を減らすどころか身ぐるみ剥がされることにもなりかねません。
管轄業界を守るために監督官庁も見て見ぬ振り(悪徳業者野放し)を決め込んでいます。
想定通り・・・酷い世の中になってきました。
(街のコンサルタント)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)
この件では2月4日のコラムに「怪しい、そろそろ原油価格は底値ではないか?」との意図でコラムを書きました(笑)
今世紀に入り、いよいよ儲け口が減ってきた巨大投資銀行は世間を騙すことによってしか利益を上げる方法が無くなってきたのでしょうか。酷いものです。
その某GS社が今度は5月18日付のレポートにて、原油の需給改善を示唆するとともに株式比率の引き下げ(現金比率の引き上げ)を言い出しています。つまり彼らは(価格が上がった)原油先物を売り、株式を買い始めたのかも知れません。注意しましょう。
注目の伊勢志摩サミットが始まりましたが、これから6月にはFRBの利上げ動向、英国EU離脱の可否を問う選挙、参院選挙前の政策待ち、日銀の決定会合など、かなりメジロ押しです。
ここ数日は指数は大きく動くものの連日の売買代金2兆円割れで方向感も出ず中身の無い相場が続いていますが、週明けからは動きが出てくる要素が増えます。最近活発になっているイベントドリブン型のファンドにおいても大事な稼ぎ時ですから我々も注意せねばいけません。
何せ今年は上にも下にもトレンドが出来る要素が見当たりませんから、株式投資をされる方は売りでも買いでも「行き過ぎた時に戻りに賭けてみる」くらいのゲーム感覚でご検討いただくべきと考えます。
「さあNISAだ!投信だ!」との金融機関と結託した官制の煽り記事に注意しつつ、日経新聞一面に「株式暴落!」の記事が出た時に財務や業績の良い企 業、割安となった株式をNISA口座で(予定通り)購入すれば良いだけです。将来の円安に賭けるなら倍率を抑えたFXや外貨建てMMFを利用すれば良いで す。
いよいよ預金金利の無い世界に入り、金を持て余す高齢者を狙った詐欺ビジネスが盛んになってきています。投資詐欺への注意は勿論の事、くれぐれも大手金融機関が勧めてくる「手数料のバカ高い」投資信託や保険などの餌食になってはいけません。
そしてまた世の中には(合法的とは言え)もっと恐ろしい金融取引を勧めてくる業者も多々あります。それこそ短期の儲け話に乗ったら最後、資産を減らすどころか身ぐるみ剥がされることにもなりかねません。
管轄業界を守るために監督官庁も見て見ぬ振り(悪徳業者野放し)を決め込んでいます。
想定通り・・・酷い世の中になってきました。
(街のコンサルタント)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)