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今週(10月17~21日)の国内株式相場は、日経平均株価が週間で328円22銭上昇し、1万7184円59銭で取引を終えました。
週初から、景気回復期待などを背景とした米株の上昇などを受けて日本株も堅調に推移。20日まで5日続伸し、日経平均株価は1万7000円台に入り、4月27日以来、約半年ぶりの高値をつけました。
東証1部の売買代金も20日には10月に入り、初めて2兆円台の大台を回復しました。
米大統領選も、3回のテレビ討論会で民主党のヒラリー・クリントン氏の優勢が鮮明になったとの見方が広がったことも貢献しました。
3月決算企業の中間決算発表がこれから本格化しますが、21日に発表された安川電機(6506)は中間期の営業利益が減益ながら、期初計画を超過。円高の影響を除けば、実質的には増益となりました。円高の影響の浸透が懸念されますが、安川電機の決算内容は市場関係者を勇気付けるものとなりました。
このほか、不動産株が強含んだほか、先週言及しました三菱商事(8058)も年初来高値を更新しました。
来週も、相次ぐ決算発表に注目したいと思います。
(水島寒月)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
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