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今年もIPO市場は昨年と同様に12月は20社前後の初々しい企業で賑やかになりそうです。
その前の11月も7社が上場予定しています。
9月はシルバーエッグテクノロジーやチェンジといったAI関連、IT関連銘柄が人気を集めましたが、10月はJR九州に資金は吸収?されてしまい、10月27日に上場したアイモバイル(6535)の初値が公開価格を割り込んでしまいました。放出株数が多かったのが原因とは言え、公開価格を割り込んでの取引開始はネガティブな印象を持たれてしまいがちです。
11月のIPOは、1日に名証2部に上場の岐阜造園(1438・公開価格1150円、事業内容・造園緑化工事の設計・施工・メンテナンス等)と、バロック(3548・T1)が公開価格2000円で上場します。同社は主に女性向けの衣料品及び服飾雑貨の企画及び販売を行う製造小売業でアダストリアやパルなどが比較対象となります。
このほか、フィルカンパニー(3267・M)が18日に上場する予定。株価は11.9に決定。1階を駐車場、2階以上を店舗とする「空中店舗フィル・パーク」の企画、設計、建築を行う企業です。これまでに余り見られなかったお仕事なので興味深いところです。
また22日にはWASHハウス(6537・M)が上場予定で、公開株価は11日に決定予定。コインランドリー「WASHハウス」のチェーン本部としてフランチャイズシステムの提供等を行う企業です。これもさほど見かけなかった業種かも知れません。
スタジオアタオ(3550・M)以下の3社が29日に上場する段取りとなっていますが同社はオリジナルバッグ、財布等の企画・販売を行っています。
エルテス(3967・M)はリスク検知に特化したビックデータ解析によるソリューションの提供を行っています。
JMC(5704・M)は3Dプリンター及び砂型鋳造による試作品、各種部品・商品の製造、販売を行っており、比較的人気を集めやすいと思われます。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)