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 今週(12月5日~9日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で570円29銭上昇し(率にして3.1%の上昇)、1万8996円37銭で取引を終えました。5週連続の上昇です。


 週初は、4日のイタリアの憲法改正を巡る国民投票で、改憲反対派が勝利を収め、改憲派のレンツィ首相が辞意を表明したことを受け、反落。しかし、今回の国民投票の結果は織り込み済みとの見方も強く、欧米株が持ち直したことを契機に日本株も上昇。週末にかけては、年初来高値を更新。一時は、1万9000円を超える場面もありました。


 来週は米国のFOMC(13~14日)が最大の注目点ですが、0.25ポイントの利上げが実施されることはほぼ確実視されています。金利上昇、為替円安、株価上昇の流れは調整を交えつつも継続しそうです。


 引き続き、自動車、金融など景気敏感セクター、総合商社に注目したいと思います。


(水島寒月)


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