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桜の花が散りゆくとともに季節は間もなく5月となりますが皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
5月と言えばゴールデンウィーク。鯉のぼりが空を泳ぎ、暑すぎず寒すぎず1年で最も良い季節が到来しています。
既に4月も後半となり、これからは3月期決算企業の業績発表が相次ぐシーズンになってきました。
既に安川電機など好決算企業の発表が見られ、委縮ムードだった株式市場はいつの間にかポジティブな投資家が戻りつつあるようです。
とは言え、依然一触即発の半島情勢の熱さとともに日本国の先行き不透明感が投資家マインドを委縮させてしまい、日々重苦しい展開を感じざるを得ない今日この頃ながら、日経平均などの指数は18200円台のボトムから18900円台まで上昇。徐々に好決算発表企業への関心の高まりが見られるようになっておりますので、そろそろリスクオフからリスクテイクのタイミングを図る時期となっているようにも思われます。
円高の進展に加えて半島情勢の不透明感から調整を続けた株式相場は主力銘柄を中心に調整から、ややポジティブな展開になってきました。
全体相場が下値模索を余儀なくされるとともに大半の個別株も下値模索を余儀なくされてきましたが、一抹の不安が感じられた15日の有事が避けられたことやフランス大統領選でのEU残留派の優勢が伝えられるとともに1ドル=108円台まで買われた円を売る動きが強まり為替は再び1ドル―=110円台にまで下落したことで株価は一気に上昇の動きが見られます。
いつまでも半島情勢の不透明感に怯えてばかりでは仕方がありません。
北朝鮮の核実験の動向を見極めながら多少はポジティブな取り組みをしていこうという機運が感じられる先週からの相場展開です。
5月3日からの連休まであと1週間。連休前にはリスクオフを図る動きも考えられますが、半島情勢を横目にこの危機的な状況を乗り越えることができれば株式市場は一気に視野が広がっていくことになるかと思います。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)