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先日、読者から頂いた質問とも関係しますが、米国でVIXが落ち着いて来ているなら緩やかな米ドル高へのトレンドの中でのことと考えていましたが、急な米ドル安に動いたところを見ると、短期資金の巻き戻しかなあ?・・・などと考えています。
円売りの巻き戻しなど一過性の動向であれば相場の急変を気にすることはないですが、市場には資金が溢れていますし米国の政権運営が不安定ですから、何がショックの元になるのか分からないと言う辺りが気がかりです。
一方、中国を筆頭に多少の景気回復があっても世界的な低金利の環境がそう簡単に変化するとも思えません。中国もロシアも米国も、敵対し続けていても為政者にも国民にもメリットはありませんから、金利が落ち着いている前提でとなりますが、それなりの関係改善も期待して年後半の株式市場は悪くない?・・・のかもしれません。
足元の決算発表の状況を見ていても日本企業は想定より健闘していますから、日経平均で2万2~3,000円くらいは・・・と言いたいところですが、課題は不安定な世界情勢でしょうか。
また、先日の記事にもありましたが、日経平均が20,000円を超えると個人が売ると言う流れが続くようなら余り楽観は出来ません。何せ東証一部時価総額が600兆円にもなっているのですから銘柄選別は一層重要になります。
私自身は成長期待銘柄や優待銘柄は持ったままです。
多少上がってもまだ割安と判断している故ですが、これから追加となると選ぶのに苦労しそうです(^^;)
良いニュースとしては先日の組閣でしょうか。想像していたより手堅い布陣と感じられました。目新しさは無いものの安定感が感じられます。いよいよ、やるべきこと(残る)は人口減少社会を見据えた構造改革(含む規制緩和)と、政治家の(立法府に居るという)意識改革です。
一部の野党やメディアに至っては加計学園の問題について構造改革(既得権の打破)という本質的な部分を避けたまま曖昧な質問を繰り返すなど、低レベルの意識から抜け出せておりません。
下らない議論をしているうちにも中国狂産党や隣のチンピラ国家などが平然と国際法を無視し、日本を含む他国の権益奪取を虎視眈々と狙っています。トランプ大統領もどうなることやら・・・(汗)
選挙も投資も同じで国民(投資家)自身の責任です。目先の損得で判断せず、年後半に向けて投資対象を慌てず探していきたいと思います。
自身の投資では日本カーボンやマクニカ富士が好決算を発表してくれました。昨年の安いときに(恐る恐る)買っていましたので嬉しいです(^^)。
あと、先日取り上げたニチリンが随分と良い決算内容で驚いています。以前に石川臨太郎さんも取り上げていましたので、喜ばれている読者もいらっしゃるのではないでしょうか。
余談ですが、今回の発表でUKCHDは悪材料出尽くしとなったかなぁ?と悩んでいるところです(苦笑)。
(街のコンサルタント)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)