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見慣れた株価VS見慣れぬ株価
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見慣れた株価VS見慣れぬ株価

2017-10-25 00:23
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     日経平均は本日2万1723円という高値をつけ年初来高値を更新。21年ぶりの株価水準に躍り出てきました。

     一部の指数に寄与する銘柄(ファナック、ファーストリテイリング、ソフトバンク、東京エレクなど)のバリュエーションを抜きにした株高で個人投資家にはさほど実感を伴わない上昇ぶりだと推察されます。


     この道はいつか来た道・・。

     見慣れぬ株価がいつまで続くのか・・。足下を固めないままの株価上昇は長続きしない。
     ピッチの速さにいささか戸惑う投資家の皆さんも多く、指数だけが高い相場展開にしばらくはため息をしながらの展開を眺めることにしたいと思います。


     一方で東証2部、JASDAQなどの中小型株指数はやや頭打ちの状況が見られますのでここはじっくりと投資するチャンスが来ています。

     いつもの見慣れた株価で投資するのか見慣れぬ株価水準で投資するのかの判断は投資家各位に委ねられています。短期キャピタルゲイン狙いか中長期スタンスの投資かによって随分と投資対象は異なることになります。

     安く買って高く売りたいとの願いが強い投資家心理からはこの上げ相場に乗り遅れるなとの思いを抱かせるのかも知れませんが、銘柄選びは慎重に見慣れぬ水準での投資には十分な注意が必要です。


     これは安値水準でも高値水準でも同じこと。
     安値を切る銘柄とて背景には何か良からぬことがあってのものかも知れません。高値水準を突破する銘柄には逆のこれまでにないポジティブな理由が考えられます。

     全体相場も個別銘柄も高値水準、安値水準という位置を見極めながらリスク分散を心掛けてながら投資活動を続けて頂きたいと考えます。


    (炎)


    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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