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今週(12月18~22日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で349円54銭上昇し(率にして1.5%の上昇)、2万2902円76銭で取引を終えました。3週ぶりの上昇です。
週初の18日(月)は、米税制改革法案の成立期待を背景に、前週末15日の米株式相場が最高値を更新したことを好感し、日経平均株価は大幅に反発、前週末比348円55銭高の2万2901円77銭で取引を終えました。
その後は、高値圏での小幅な一進一退となり、週末を迎えました。週後半は、米長期金利の上昇を受けて、預貸利ざやの拡大や運用収益改善の期待から金融株が上昇。国際商品相場の上昇もあり、総合商社、エネルギー関連株も堅調に推移しました。
来週は17年最後の週となりますが、過去の例を見ても、最終週は株価が大きく動くケースが目立ちます。過去10年間では、大納会(今年は29日)までの5営業日は7回上昇しています。
好調な企業業績を背景に、18年年央に向け、日経平均株価は2万5000円程度まで上昇すると筆者は予想していますが、来週はその助走が始まるのではないでしょうか。年初来高値を更新するものとみています。
今年は約26年ぶりに日経平均株価が高値を更新しました。株式相場は新たなステージに入ったものと思います。読者の皆様の戦績はいかがだったでしょうか。
1年間、拙い文をお読みいただきまして、ありがとうございました。
来年も何卒宜しくお願い申し上げます。
(水島寒月)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)