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新年あけましておめでとうございます!!
2018年の大発会は日経も大幅高でスタートし、今年も強気で攻めていけ!と背中を押されたような心持ちです。
すでに執筆者の方々が書いてみえるので読者の皆様ご存じでしょうが、この無料メルマガ『億の近道』がまぐまぐ2017年の資産運用部門でなんと栄えある一位を受賞しました!!
初刊から19年目に入る相当古参の本メルマガでありますが、
『まぐまぐの資産運用部門』でこの<億の近道>は
2014年-6位
2015年-圏外
2016年-3位
2017年-1位
…と、快走を見せました。
16年末から自分は執筆をさせて頂き、現在ちょうど1年なので、まさに美味しいところで入らせて頂いたようです。
自分の影響度なんてちっぽけでしょうが、それでも自慢出来ちゃうので嬉しいですね(笑)
ありがとうございますm(_ _)m
身内自慢にはなりますが、ほんとに億の近道の執筆陣はすさまじいレベルの方ばかりいるなぁと常日頃より感じます。
文章でもレベルが高いと感じますが、年末の忘年会などで会ってお話を聞いていると皆さんキャラの癖も相当に強いですが、ホントにレベルが高い!!
まだまだ未熟者だなぁ~と毎回思ってしまうものです。
そんな方々が集まってある種の趣味(記事の執筆は完全ノーギャラなので)で執筆をしているのがこの億の近道な訳です。
皆さんホントにアツい熱を持ってらっしゃいます。
自分も情熱投資家を名乗っているので、
アツさで負けてはいられないですね!!!
■相川伸夫ピックアップ銘柄フォロー
※1月5日(金)現在
・山王(3441)2016年12月19日配信
株価560円⇒1168円(+109%)
・テノックス(1905)17年2月20日配信
株価815円⇒1150円(+41%)
・LCホールディングス(8938)17年4月3日配信
株価894円⇒1955円(+119%)
・特殊電極(3437)17年6月12日配信
株価2922円⇒4210円(+44%)
・東北特殊鋼(5484)17年9月4日配信
株価1831円⇒2430円(+33%)
・新報国製鉄(5542)17年10月2日配信
株価1577円⇒2535円(+61%)
…テノックスから嬉しくないクリスマスプレゼントのIRが12月25日に届きました。
IRの題目は『施工中に発生した不具合に関するお知らせ』で始まり、中身としては『大型建築基礎工事の一現場において、施工の不具合が発生、復旧の費用が発生します』というネガティブな物でした。
ザラバ中にIRが出たので25日はほとんどの投資家が気づかなかったのでしょう。翌日の朝から特売り気配で始まりました。その後安値1072円まで行き、新年明けた現在ほとんど値を戻しています。
自分が直接電話で確認できた情報と他の方が確認して頂いて得ることが出来た情報をまとめるとザックリ次のようになります。
1.杭打ちの基礎工事(上物が建っていない初期の工事)で不具合(高止まり)が発生
2.高止まりとは、杭が予定している深さの手前の堅い地盤などで止まってしまい、杭の頭が地表から出すぎている状態
3.2の高止まり自体は杭打ち工事ではまれに起こることであり、力で強引に押し込むor強度設計に問題がなければ頭を切るなどすれば解決する
4.今回の場合、抜かないといけないらしいが、ピッチリ入って抜けなくなった(それはそれで強度は保たれているとは思う笑)ので今回は真摯にIRで発表
こういう流れだと解釈をしています。
もちろん、投資家としての一番の関心事としてはどのくらい今回の事で損失が出るのか??
これに関して会社としてもまだ精査中であるので、はっきりしません。
株主としては大変やきもきしますが、はっきりしないからこそいち早く真摯にIRとして開示したという姿勢は評価に値すると思います。
ただ、せっかくIRにするのであれば内容はもう少し詳細に書けると思うので書いても良かったのではないか?とはやはり思います。
もしかすると取引先との関係で開示したくてもできなかったという可能性もありますが、とりあえずは続報を待つしかなさそうです。
この一件に関してどう捉えるかが同社への投資スタンスの明暗を分けると思いますが、自分のあくまで個人的感覚としては過度には心配しなくて良いのではないか?と考えています。
そう思う理由は以下の通りです。
1.上物が建っていない基礎工事中での不具合であること(工期さえ延びなければ影響は軽微だと考えられる)。
2.年末年始を挟んでいること(休日対応が可能であろう)。
3.基礎工事における技術と実績はテノックスが施行会社の中でもTOPレベルにあること(いくらでも代替方法はあるのでは?)。
4.真摯にIRで開示している⇒元請けとも不具合を隠さずに相談している=不具合を隠そうとしない風土の信頼できる企業である(偽装、粉飾をしない風土だと感じる)。
加えて、株主通信で記してありましたが、ピュアパイル工法の年間施行件数が前年よりもさらに増えて好調なことと、鉄道関連事業などでの大型新規案件の受注見込みなども期待できる内容です。
とはいえ、今後どうなるのかを保証するわけではないので投資は自己責任でお願いします。
■昨年の振り返りと今年の抱負
昨年2017年の日経平均始値は19298円で終値は22764円、安値は18224円で高値は23382円。
基本的には一昨年の2016年よりも多くの方が資産を増やせた実りある一年であったのではないかと思います。
しかし、中には↓のような方もいることと思います
・自分の持ち株の株価は上がらなかった。
・買った株が下落して損してしまった。
・株価が割高だと思って空売りして踏み上げられてしまった。
そういった方も少なからずいるでしょう。
全員が全員儲けることは現実的にまず不可能です。
そんな損してしまった方も、儲かって儲かってしょうがなかった一年だった人も、心機一転今年の株式相場を後悔なく楽しめるように昨年の投資の振り返りと今年の投資の抱負を考えましょう!!
また、仮想通貨で大儲けできた方もいると思います。仮想通貨で稼げた方は本当にすごいですね!
自分はどうしても仮想通貨には手が出せませんでした。これからも恐らく手が出せないのではないかと思います。
2017年の投資において良かったところは会社の価値(目先の数字だけで判断するのではなく会社の製品や理念、人材や技術)を見誤らずに投資が出来たことと、投資対象の業界についてを横と縦に掘って確信をもって投資する事が出来たことで資金を集中投資しても早売りする事無く、株価の上昇の恩恵が受けられたことが一番大きかったと考えています。
反省点としては、『調子に乗ってはいけない!!』と頭では十分思っているものの、やはり油断(安易な売買、情報収集の怠慢)はしてしまうのだと再認識しました。
来年の抱負は
【会計学についての知識を高める(決算数字の成り立ちを経営側として理解できるようになる)】
ことにしたいと思います。
分かっているようで実は分かっていない事。【無知の知】について注力し、より深い見識を得たいですね!!
『儲かった』とか『損した』というのだけで話を終わらせては次に繋がりません。
出来ることを伸ばし、出来ない部分は少しでも補い、自分の能力パラメータを成長させていき、学びの年になるように頑張りたいと思います!!
みなさまにとっての今年がより良い一年になりますように!
それではまた。
『全力全開全力前進!!!』
(相川伸夫)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)