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有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
=コラム「21年ぶりにやってきた勝ち逃げのチャンスを最大限に生かす」=
(有料メルマガ第456回・2017/10/31配信号)
※2017年10月現在の内容です。留意してお読み下さい。
【前略】
まず、私が株式で運用する運用額を一気に減らす決断をしたきっかけをお話しします。
私の長年の知人で、70歳を超えてもバリバリのリスク投資家で赤字のバイオ創薬企業に投資して、1ヶ月程度で資産を2倍にするような、成長株への投資を好んでいた投資家がいます。
私は赤字の企業には投資しないし、成長株であろうとも無配の企業には投資しないでやってきたので、投資銘柄はまったく異なるのですが、プールで投資談義をするのが楽しみで、誘い合ってはプールのサウナなどで投資談義を行ってきました。
朝の8時ごろ、日曜日にプールに行くかどうかの確認の電話を入れると体調が悪くプールどころではないという返事が返ってきました。
10日ほどして、また電話をすると、ずっと入院中だという話でした。お見舞いに行って話を聞くと、私の電話を受けたことは覚えているが、次に記憶があるのが、病院の救急病棟のベットの上にいたことだったという話を聞きました。
いろいろな精密検査をやった上での医者の結論は、何かの原因で脳にばい菌が入り脳炎を発症したということでした。
もう退院しましたが、運転を禁じられ、考えながら行う株式投資も面倒になったと話してくれました。
私自身も持病を持っており、いままで食事療法と運動だけで凌いできましたが、とうとう主治医から『歳を取ると体の機能が衰えて、節制や運動だけでは無理なので、そろそろ薬を飲む時期にきている』という最後通告を受けました。
我が家では投資銘柄の選別などは、すべて私が行っており、私が寝込めば、株式投資のリスクが膨れ上がります。
いままでは子供がいないこともあり、節約生活を続けて、株式に資金を預け続ける、年金式の運用で、雪だるまのように投資資金を増やしてきました。
最近のコラムで書いてきたようにアベノミクスがスタートしてから、株の運用資産は2.5倍になりました。
そこで自分たちで稼いだ資金は、自分たちで有効に使用することでお金を使うことを決断しました。
ただ、お金を使い切ることで老後の不安を作っては意味がありません。
その為の生活設計と、現金化して使えるお金と、今後の年金収入や家賃収入の予想を行って、次のようなことを決めました。
年金は現状で年間300万円程度は入ってきます。
家賃収入と、その他のアルバイト的な収入で300万円の収入があります。
いままでインカム・ゲインとして配当と優待を利用して税引き後で300万円を確保してきました。
インカム・ゲインの80%以上は配当で、税金が20%かかります。すべて配当で生活資金を確保すると380万円×80%=304万円となります。
自分が活発に活動できる年齢の上限を75歳と仮置きすると63歳の私は活発な活動期間の残りは12年間になります。
300万円×12年=3600万円という数字が出てきます。
つまり、現在の日本株の上昇を利用して、過去に貯めこんだ含み益の税金を払って取り崩し3600万円作ると、75歳までは配当金ゼロでも、900万円の資金が1年間に使えることになります。
いままで1年間に生活費として600万円以上を使ったことは過去に一度もありません。だから今後も使用可能額の900万円のうちかなりの資金が残ると思います。それは予備費となります。
年金は2年後に私が65歳になると老齢基礎年金(=国民年金部分)が増えます。妻が65歳になると妻の老齢基礎年金(=国民年金部分)が増えます。
130万円から140万円の資金の流入が増えるので、家賃収入などが減り、年金が少し減っても、十分に老後生活は安泰だと判断しました。
75歳を過ぎたら、海外旅行に行くことも少なくなり、レジャーに使う金額も少なくなると予想しています。
家賃収入が減り、株の配当が少なくなっても、年金だけで、充分に老後の安泰を確保できると計算しました。
このように考えた結果、株を利喰いして、やっと運用額の3分の1近くを現金に換えました。この時点で、目標額の3600万円を超える資金を確保できました。
税金を計算すると、配当の税金を含めて、すでに580万円の税金を払っていました。3600万円を使い切っても、お金の心配をしなくて済むように、更にキャッシュ化を進めたいと考えています。
それでも株として残す資金は7000万円から8000万円近くになりそうです。長期投資の対象として先週のコラムで書いた4銘柄はホールドを続けるつもりです。
これらの株は数年後に2倍や3倍になっていると、かなり自信をもって選んだ銘柄ばかりです。
【後略】
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
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本日配信の有料メルマガでは、リスクオフの市場でも安心して投資出来る、バランスの良い高収益の事業を行っており、キャッシュリッチで低PER低PBR、6年連続増配に加え、人気の株主優待もある内需企業を研究しています。
また、コラムでは、「2月2日から日本株が大きく下げて、戻り始めましたが2月29日から3日連続で大きく下げました。2番底に届くのはいつなのか。彼岸底になってくれるのか。慎重に株式市場をウォッチしながら、リバウンドの初動を見逃さないようにしたいと考えて、前向きに株式市場と向き合う状況だと考えています。」と題し、現在の市場環境で冷静さを保つためのポイントを挙げています。
さらに、リスクをうまくコントロールするコツや考え方にも言及しています。
加えて、今後の研究銘柄候補として、「優待銘柄」から3社、「優待+含み益の大きな賃貸不動産事業」から2社、「含み益の大きな賃貸不動産事業を併営している製造業」から2社の、合計7銘柄を取り上げています。
最後に、参考情報として日本精鉱(5729)の財務関連をまとめた情報を掲載しています。
ぜひご購読の上、参考になさって下さい。
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詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。
過去サンプル(研究銘柄)
銘柄研究 ニチリン(5184)
]銘柄研究 帝国電機製作所(6333)
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(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)