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孤独の株式投資(特別シリーズ:その1)
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孤独の株式投資(特別シリーズ:その1)

2018-05-09 20:40


     ~サラリーマン株重豊久が味わう株の世界~

     株重豊久のイメージプロフィール
     43歳の中年サラリーマン。カブ歴は15年で億の近道の読者。億の金融資産を50歳までに作ろうと株の研究に勤しんでいる。今は人があまり見向きもしないような銘柄だが、味わい深い銘柄を研究対象にしてなかなかすぐに株価が上がらなくても孤独にその良さを味わっている。


       ****  ****  ****  ****


     株重はどちらかと言うと地方にある銘柄が好きなようだ。

     時にはQボードや名証2部に上場しているような銘柄も研究の対象としている。

     日創プロニティ(3440・Qボード)はその自慢の銘柄の一つだ。


     1年半前に研究し始めた株重はこの株を540円でポートフォリオに入れたと記憶している。その後ジリジリを株価水準を高め、今や1000円という水準である。とにかく地味ながら良いところがあるのに誰も見向きもしないような銘柄に関心を持って取り組む日々が続いている。


     ここからは株重氏本人からのコメントを掲げておこう。


     ***************


     私の株式投資のポイントは地味ながら明るい未来が少しでも語れる銘柄に中長期で投資すること。

     だが、誰も見向きもしないような銘柄に投資するのはとても忍耐が必要。
     株価がポジティブに反応するまで時間がかかるからです。

     株式市場を相手に投資活動を行う投資家の多くは短期指向なのかも知れませんが中長期スタンスで一緒に楽しみたいという投資家の皆さんにはぜひ参考にして頂きたいと思います。


     ところで、このところ決算発表が相次いでいますね。決算発表の内容を吟味して私が面白いと感じた銘柄を皆さんもぜひチェックしてみて下さい。

     今日は地味株の代表のような2社を取り上げておきます。


     一つは東京自働機械(略称TAM 6360・東証2部)。
     もう一つはトーイン(7923・JQ)です。

     これらの銘柄に共通しているしているのは何でしょうか。

     実は東京に本社はあるが柏市にも工場の所在がある点です。
     それがどうした?と言われそうですが、いずれも柏市の中でも東大キャンパスの近くにあって最寄りの駅がつくばエクスプレスという比較的新しい鉄道の沿線で、発展中のエリアにあります。

     開通までは不便なところだったのかも知れませんが、今はとても便利になっています。しかも両社ともパッケージに関連した老舗銘柄なのです。


     パッケージは商品の見かけを良くするためのツールです。
     コストカットの対象となりがちなパッケージが主役となる時代は広告宣伝費などと同様の位置づけです。

     TAMは来年6月で創業70周年を迎えるパッケージマシンの有力企業です。
     4月27日に前期の業績を上方修正しましたが株価は無反応。誰も見向きもしていません。正式な前期決算は5月11日に予定していますが前期の推定EPSは168円。時価1780円はPER10.6倍の水準です。

     今期の見通しがどうなのかが気になるところですが、既に発表している中期計画では今期からの3期間合計で売上高265億円、経常利益12.5億円、当期利益9億円を見込んでいますので平均すると、EPSは209円となります。

     時価総額はわずか26億円にしか過ぎず、現預金23億円と投資有価証券20億円を合わせた資産だけでも評価の余地があります。有利子負債は11億円でこれらを差し引いた資産だけでも32億円の価値がある点に注目。

     人手不足が言われる時代になって自働機械を手掛ける同社の業績も上向く方向にあります。最近では化粧品向けにも包装機械が伸びているようです。

     地味なイメージが強い同社もそろそろ事業活動を活発化させようとしている印象が持てます。IR活動も活発化してくればもう少し評価は上がるのかと思われます。


     それにしても孤独な銘柄です。


     トーイン(7923)もTAMと似た印象です。

     こちらも紙や樹脂製のパッケージなど包装資材を製造する大手メーカーとして歴史を重ねて参りましたが、最近では電子工業向けの精密塗工フィルムが急速に売上を伸ばしています。

     こちらも27日に前3月期の業績を上方修正しました。経常利益を3億円から4.2億円に上方修正したのでもっと注目されるのではと思いましたが、修正発表の翌日は寄付きこそ上昇したものの、その後はまた641円まで売られるなどなかなか評価が高まりません。孤独の戦いがまだまだ続きそうです。

     今期の見通しは5月15日に発表予定ですが、そこでも増益見通しが示されるなら評価が高まると期待されます。この会社のPBRは0.36倍ですから日本でも有数の低PBR銘柄!!だと言えます。配当金も12.5円から17.5円に増配。ROEが低く、PERがまだ15倍以上の水準なのがネックのようですが、こうした銘柄を私はじっくり型で投資するのが好きなのです。

     5月2日終値656円 時価総額33億円
     2019年3月期予想経常利益4.7億円
     4月17日安値598円、直近高値682円。


    (炎)


    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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