2019年に入ってから、有難いことにご紹介で法人オーナーの資産コンサルティングを受ける機会が多くなっています。
以下、100%株主である法人オーナーを想定して記述します。
株主構成が複雑な場合には、コンサルティングも複雑になります。
法人オーナーの個人資産コンサルティングでは
・法人で稼いだお金を個人の財産に移転した方が良いのか?
・法人で稼いだお金を法人に置いておいた方が良いのか?
を検討する必要があります。
現在の法人税の実効税率は30%を切るところまで来ています。
近年は、法人税率も国際間で競争が激しく、税率は引き下げられる方向にあります。
一方で個人の所得税はどちらかというと課税強化の方向にあります。
個人の所得税税率は、
課税される所得金額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え330万円以下 10% 97,500円
330万円を超え695万円以下 20% 427,500円
695万円を超え900万円以下 23% 636,000円
900万円を超え1,800万円以下 33% 1,536,000円
1,800万円を超え4,000万円以下 40% 2,796,000円
4,000万円超 45% 4,796,000円
ですので、住民税が10%ですから、課税所得が695万円を超えるレベルになると、ほぼ、個人の所得税、住民税と法人の課税が等しくなってきます。
個人での課税所得が900万円を超えてくると、法人から報酬を取るよりも法人に課税されても内部留保していく方が、外部流出が少なく、法人個人を合わせて考えると、お金が貯まりやすくなります。
つまり、法人税率と個人税率だけ比較すれば、個人で法人から課税所得で900万円以上取る理由はなくなります。
後は、法人に資金を置いておいた場合に効率的に資金利用できるかという問題はあります。
つまり、法人に資金を置いておくと
・無駄に使ってしまう
・必要以上に前向きな投資をしてしまう
というケースの場合には、税率だけではない判断をする必要があります。
次回は、資金を法人と個人のどちらの名義で運用していくのが良いのか?という点を考えていきたいと思います。
株式会社マネーライフプランニング
代表取締役 小屋 洋一
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
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■セミナー案内■
3/30 第1回プライベート・バンカーセミナー案内
今回は、「資産運用」と「富裕層向けの金融サービス」に関する希少なセミナーのご案内をさせて頂きます。
○日本の金融機関は自分たちの利益しか見ていない?
一般的に私たちが投資を始めようと考えた時に、まず相談に行くのはどこでしょう?
恐らく、一番最初に頭に浮かぶのは証券会社や銀行など金融機関ではないでしょうか?
だって、彼らはお金のプロでありお金を増やすことに精通しているはずなのですから。
○餅は餅屋
「投資のことは金融の専門家に聞くのが一番だ!」
普通はこう考えると思います。
しかし、これは本当に正しいのでしょうか?
金融機関は本当に投資のプロであり、私たち一般人が利益を上げるための最適なアドバイスをしてくれる存在なのでしょうか?
実は、今の日本においてこの問いへの答えは明確にNO!なのです…
○本当の意味で顧客視点のアドバイザー
今回ご案内するセミナーの講師は、2016年に発売されベストセラーとなった「プライベートバンカー カネ守りと新富裕層」というノンフィクションノベルの主人公本人である杉山智一氏その人です。
Amazon ⇒ https://amzn.to/2TNxDd3
杉山氏は、野村證券出身でその後、外資系大手金融機関を渡り歩き、最終的にシンガポールへ渡りプライベート・バンカーとなりました。
○なぜ杉山氏が日本の最大手証券会社を飛び出したのか?
なぜ野村證券を辞めた後も、好待遇で迎えられた外資系金融機関を数年で辞めたのか?
そして、なぜ最終的に「プライベート・バンカー」となったのか?
その大きな理由は、「本当の意味で顧客視点のアドバイザーとなるため」でした。
日本においては、世界的に見ても特殊な規制と金融機関の金融商品売買手数料で稼ぐビジネスモデルのせいで、本当に顧客利益にかなう最適な提案が実現出来ていません。
基本的に、”顧客の利益と金融機関の利益”は対立しています。
そして、この”顧客利益と金融機関利益”の対立は、外資系の金融機関を見渡してもほぼ同様でした。
だからこそ、杉山氏は金融機関の顔色を伺うことなく、顧客利益を追求できる独立系プライベート・バンカーとなったのです。
今回のセミナーでは、そんな富裕層を中心に、顧客視点の金融アドバイザーとして長年活躍してきた杉山氏自身に、海外プライベート・バンクサービスについてや、資産運用方法についてお話しして頂きます。
そして、第二部では、国内の規制が厳しく大手金融機関を始め顧客視点の投資アドバイスが中々出来ていないこの日本で、杉山氏と同様の金融機関から独立して顧客に寄り添った金融サービスを日本国内で行っているマネーライフプランニングのサービスについても説明させて頂きます。
お申し込みはこちら↓
https://goo.gl/forms/kFKvrATH8pEGfrj43
○このセミナーへ参加するとメリットのある人
・自分なりに投資をやっているけど、正しいやり方が分からず不安の中にいる人
・投資には興味があるけど、相談する先が分からずまだ行動できていない人
・金融機関から独立した長期的に付き合える投資アドバイザーを探している人
・合理的で安定的な投資法に興味がある人
・取り敢えずロボアドバイザーなどの積立投資を始めたけど、もう一歩ステップアップしたい人
・富裕層の投資法やプライベート・バンカーという職業に興味がある人
・本物の金融のプロの話を聞いてみたい人
・海外の金融サービスに興味がある人
・證券会社や銀行の勧める投資信託等を買って損をした経験がある人
・信頼出来るアドバイザーの見分け方を知りたい人
上記のいずれかに当てはまる人にとってはとても有益なセミナーになると思います。
今回のセミナーは、「顧客視点の金融サービスを!」という弊社マネーライフプランニングと、プライベート・バンカー杉山氏との間に強い問題意識の共有があったことで実現した希少な機会です。
既に事前告知をさせて頂いた方々から複数名申込みがありましたので、ご興味を持たれた方はお早めの申込みをお勧めします。
【本当の意味で顧客視点のアドバイザーとは?~
海外プライベートバンクサービスと活用術~】
【日時】
:2019年3月30日 13時半~15時半
【場所】
:銀座ラーニングセンター
中央区銀座3-14-13 第一厚生館ビル5F
【定員】
:35名
【参加費】
:2000円
お申し込みはこちら↓
https://goo.gl/forms/kFKvrATH8pEGfrj43
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※当日、顧客に寄り添ったマネーライフプランニングの理念やサービスについて簡単にご説明させて頂きますが、参加者の皆様へ何か金融商品を販売したりサービスを押し売りすることは絶対にしないことをお約束します。
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