新元号が本日、「令和」に決まりました。

 30年間続いてきた平成が4月末で終わり5月から令和の時代がスタートします。

 株式市場は期待と不安が入り交じりながらも新たな時代をポジティブに捉えようとしているのかも知れません。

 ただ、元号が変わったからと言っても私たちの生活が極端に変わる訳ではありませんが、一つの区切りになり、心新たに新時代を迎える国民が委縮気味にきたマインドをやる気スイッチに変えるならあらゆることがポジティブなものとなるかと思われます。

 新元号の下での株式相場への期待や関連企業への物色気運、10連休への期待と不安など投資家各位の思いは複雑です。

 既に昨年上場のハンコヤドットコムを展開するAmidaHD(7671)が上場来の高値を更新し続けているほか、光ビジネスフォーム(3948)が直近になって人気化するなど、投資家各位の研究でホットマネーが市場を駆け巡っている感が致します。

 新元号相場ではこうした特需銘柄に偏った動きが見られますが、いずれは消費など景気全般への波及にも期待が持たれると更に盛上がりも期待されます。
 但し、その前に立ち塞がるのが消費税増税問題。今秋に予定されている8%から10%への消費税増税が景気の先行きに暗くのしかかっていますので、現状の景気を憂慮した思い切った政策変更などが5月の連休明けに打ち出されるかどうかを見守る展開が続きそうです。


(炎)


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